今小だより
警察署で働く人たちの仕事(3年生社会科見学)
11月22日月曜日、3年生は社会科見学で今市警察署に見学に行きました。
「今市警察署では、わたしたちの安全のためにどんなことをしているのだろう。」というめあてのもと、警察官の方からお話を伺いました。
わたしたちの周りには、事件や事故、災害など様々な危険があります。それらに対応するため、協力しながら仕事をしているそうです。また、警察官の持ち物も見せていただきました。緊急時にいつでも対応できるよう多くの物を装備していました。
3年生では、相手の方を見て話を最後まで静かに聞くことのできる「聞き上手になること」を目標にしています。今回の社会科見学では、子どもたちが興味津々で話を聞き、積極的に挙手をして質問をしていました。話している人がうれしくなる、そんな聞き上手を目指してこれからも頑張ってほしいです。将来警察官になるひとがいるかもしれませんね。
全員完走!がんばった持久走大会
11月26日(木)に持久走大会が行われました。その前日の25日(水)には、職員で走路の整備と落ち葉拾いを行いました。
この持久走大会は、子どもたちの持久力の向上と目標をもって最後までがんばる「今小プライド」の醸成を図ることをねらっています。子どもたちは11月11日(水)から毎日、広場の時間に走り、この日を迎えました。石川校長先生は、「これまで、広場の時間に10回の練習をしてきた。自分がどれだけがんばれるかを目標にしてほしい。」と子どもたちを激励しました。大会には応援に多くの保護者が駆けつけてくださり、また安全な走行のために環境整備委員の方々に立哨をしていただきました。(駐車場係もしていただきました。)並木保育園も駐車場を走路とするために車を移動していただきました。おかげさまで子どもたちは集中して走ることができました。どの学年においても白熱したレースが見られ、一人一人が自分の限界に挑戦しているようでした。
晴天の中行われた大会。 多くの応援の方々。 開会行事を運営するスポーツイベント委員会。
子どもたちを激励する石川校長先生。 力強い選手宣誓。 準備運動。
1年生
2年生
3年生
4年生
5年生
6年生
白熱したレースを終え、子どもたちは疲れ切っていました。しかし、表情からは完走した充実感が感じられました。
持久走大会に向けての10回の練習と大会を通して、子どもたちの体力が確実に向上したことと思います。それだけでなく、最後まであきらめなかった、毎日練習に参加しやりぬいた、つらくても走り切ったなど、これからの学校生活にプラスになる経験ができたことと思います。石川校長先生は、「10回の練習をがんばってきたのを見てきた。コツコツがんばってきたことが実を結び、新記録が8つ、タイ記録が1つという結果が残った。これからもがんばってほしい。」とがんばりぬいた子どもたちを称賛していました。
閉会行事の様子。 駒田先生からの結果発表。 子どもたちを称賛する石川校長先生。
持久走大会にご協力いただきました環境整備委員の皆様、応援に来ていただいた保護者の皆様、走路として使用させていただいた並木保育園の皆様、駐車場と利用させていただいた瀧尾神社と今市文化会館の皆様、本当にありがとうございました。
第2回道徳集会「キラキラタイム」(1・2・3年生)11/24
11月24日に、第2回道徳集会「キラキラタイム」がありました。
第2回は、毎年、運動会の日光和楽踊りのお囃子を教えてくださっている
平ヶ崎お囃子会長の福田様の御講話
「平ヶ崎の伝統文化・伝統芸能を未来に伝えるために」です。
お囃子会の皆様、そして朝日町お囃子会の会長様も参加して演奏をしてくださいました。
最初に、本校の卒業生の方から、今小の思い出を教えていただきました。吉原様の学年は、なんと7学級もあったそうです。全校生で1000人を超えていたなんて、大人数ですね。
次は、平ヶ崎の獅子舞の由来や行事について、動画を見ながら教えていただきました。3頭の獅子が登場しました。かっこよかったです。なんと江戸時代から約310年間も続いていることでした。
そして、お囃子のお話を動画を見ながらお囃子についても教えてくださいました。また5種類の楽器の音を聞かせて、楽器の紹介ををしたり、3年生の代表児童に、大太鼓を試させてくれたりしました。その後、お囃子を平ヶ崎お囃子会の皆様が演奏してくださいました。児童たちは、自然に踊ったり口ずさんだりしていました。途中で「ひょっとこ」が登場して、さらに盛り上がりました。中には立ち上がって一緒に踊り出す児童もいて、私たちの心にも、楽しいお囃子が染み渡ったように思いました。
最後に、福田様が、平ヶ崎お囃子会のモットーは「やるときはやる。」、「何事も一生懸命やる。」ことと教えてくださいました。また、伝統文化や伝統芸能を未来につないでいくためには、「地域の行事にどんどん参加する」、「みんなで楽しむ」ことであると教えてくださいました。私たちの故郷「今市」と伝統文化・伝統芸能をこれからも大切にしていき、未来へとつないでいきたいと改めて決意しました。
本当に福田様、平ヶ崎お囃子会の皆様、朝日町お囃子会の会長様、ありがとうございました。
私たちの今市小学校は、地域の皆様に支えられて、日々成り立っていることを感じ感謝せずにはいられません。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
にじがかかった!!オータムスクール
11月20日(土)に「オータムスクール」が開催されました。これまで、実行委員長の小林芳枝様を中心に、多くの方々が夜の学校に何度もお集まりいただき、計画が進められました。また、「頑張る学校・地域!応援プロジェクト」とのタイアップということもあり、上都賀教育事務所、日光市教育委員会からのご協力もいただきました。前日の19日(金)の夕方には、多くのボランティアの方々が集まり準備をしました。あとは、当日の子どもたちを待つだけです。
真っ暗になってもお車のライトで照らしていただき、準備をしていただきました。
当日の朝、多くの子どもたち(約110名)が集まり、体育館で開会行事が行われました。昨年度の地域教育協議会会長の長谷川様から「私が子どもの時には何もなかった。多くの方々がみんなのために準備をしてくれた。感謝して大いに楽しんでください。」と子どもたちに話しかけていました。実行委員長の小林様の「みんなで楽しもう!エイ・エイ・オー!」のかけ声で子どもたちは各活動場所に移動し、さまざまなプログラムを楽しみました。
用意されたプログラムは何と全部で11。横断幕作り、ブーメラン、竹の弓矢、雑巾レース、松ぼっくりアート、スライム、プラバン、にじの歌と手話、大型絵本、エプロンシアター、日本の色を知ろうと盛り沢山でした。子どもたちは笑顔で楽しんだり、真剣な眼差しで製作活動に取り組んだりしました。普段登校し生活する学校の空間で行われましたが、普段との学校とは違う雰囲気の中で子どもたちは生き生きと取り組んでいました。また、ボランティアの方々も生き生きと笑顔で子どもたちに接していて、そのような様子を見ていて、雨のあとの晴れた空ににじのかかったような、すっきりとした温かい気持ちになりました。子どもたちにとってもボランティアの方々にとっても、とてもよい思い出となったことと思います。
にじをかける横断幕作り ブーメラン
竹の弓矢
鉄球が目玉の雑巾レース(Z1グランプリ) 松ぼっくりアート
スライム プラバン
にじの歌と手話 大型絵本
エプロンシアター
日本の色を知ろう
閉会行事では、「雑巾レースZ1グランプリ」の表彰をしました。優勝者の2年生若月さんには鉄球?のプレゼントもありました。その後みんなで手話を交えて「にじ」を歌い、ボランティアのみなさんにお礼のあいさつをしました。記念写真も撮り、子どもたち、ボランティアのみなさんは笑顔で「オータムスクール」を終えました。本当に楽しい一時でした。今市小学校は地域と共に歩む学校としてこれからも発展していきます。
今市小は最後にみんなで歌った「にじ」のように、「きっとあしたはいい天気」でしょう。実行委員長の小林様をはじめ、上都賀教育事務所、日光市教育委員会、このオータムスクールに携わってくださったボランティアの皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
にじのかかった横断幕で記念撮影
秋の学習発表会
11月12日(金)に学習発表会がありました。今年も感染症予防のため昨年同様、低学年、中学年、高学年と3つのブロックごとに実施となりました。毎回参観者の入れ替えを行い、椅子や手指の消毒作業も徹底して行いました。
また、学校評議員の斎藤公男委員、池田美智子委員、猪瀬忠之委員の3人にも見ていただき教育活動の評価をしていただきました。
1年生は「サラダでげんき」の音楽も取り入れた劇でした。いろいろな動物のアドバイスで元気の出るサラダを作り上げていく話です。かわいらしい表現ながらも、大きな声でしっかりと発表していました。見ている人たちが元気になりました。
2年生は学校生活での様子を運動や遊びを中心に演じました。一輪車、ホッピング、竹馬、なわ跳び、マット、跳び箱のなどを披露してくれました。最後の歌も「感謝して終わろうよ。」と歌い上げていました。
3年生は、音楽を中心に発表しました。「ABCの歌」でアルファベットを体を使って表現し、「ゆかいな船長」をリコーダー、鍵盤ハーモニカ、キーボード、木琴、ウッドブロック、クラベスで上手に合奏しました。最後は「帰り道」をしっとりと歌い上げました。
4年生は、「こきりこ」、「オーラリー」など、班ごとにいろいろな曲を演奏しました。それに加えて、体育のマットの授業の成果も発表していました。最後には「茶色のこびん」の合奏をしました。息ぴったりの上手な合奏でした。
5年生は、「スマイルコンサート」として、「こげよマイケル」の動きも入れた2部合唱から始まり、「キロマンジャロ」の合奏、音楽と振り付けでの英語の会話や英語での将来の夢の発表、「夢の世界を」の2部合唱と盛りだくさんでした。
6年生は、「ラバーズコンチェルト」と「風を切って」の合奏。どちらもとても上手でした。また、栃木冬国体のパフォマーとして参加する「いちご一会ダンス」を披露しました。それらをテレビ局の番組のように演出するという工夫をしていました。さすがに最上学年の発表で、あと卒業まで76日の日々を夢と希望に向かってはばたきたいというメッセージを強く感じられるものでした。
今日の学習発表会のために準備の時間があまりない中、どの学年も工夫を凝らして発表をしていました。校長先生たちからは子どもたちに、「生き生きとした表情が印象的で、協力して作り上げていたのが分かった。団結、貢献の気持ちがあるのが分かったしこれぞ今小の子どもたち。胸が熱くなった。いいものを見せてくれてありがとう。君たちは今市小学校だけでなく日光市の宝、誇りだと思う。」と子どもたちを労い賞賛していました。
今回の学習発表会は、新山先生の企画のもと全学年が「音楽」を取り入れて日頃の学習や生活の成果を発表しました。子どもたちは、「今小プライド」を胸に、心をひとつに音楽を奏で、素晴らしいテーマによる発表ができました。協力することの大切さや喜びを感じることができたことと思います。これからも「今小プライド」をもって、夢や希望の実現に生かしていってほしいと思います。
保護者の皆様におかれましては、子どもたちの学校での学習の成果やそれぞれの成長を見ていただくことができたのではないでしょうか。御多用の中、学校に足を運んでいただき、本当にありがとうございました。