創立150周年記念行事
今市小学校が明治6年の11月に「時習舎」として開校されてから150年を来年度迎えます。そのことを祝して、3月3日(木)に「創立150周年記念行事」が行われました。この日を迎えるにあたり、地域・PTAの方々による実行委員会を中心に準備を進めてきました。前日は児童と職員で会場の設営、清掃などを念入りに行い今日を迎えました。
☆前日の会場準備の様子 ☆清掃も念入りに
全校児童と教職員、お招きした来賓の方々が体育館に集まり記念行事を行いました。実行委員長(PTA会長)西岡匠様から、①「君の名よ輝け」印鑑、②286名の瞳輝くクリアファイル、③元気・笑顔・団結・貢献あふれる学年下敷き、④今市小学校像のフェイスタオルが贈呈されました。10年、20年、いや50年たっても今小でこんなことがあったなと思い返すことのできる思い出の記念品になることを願い作りました。西岡様は、「おじいちゃんおばあちゃんの夢が混ざり合って今があり、未来はみんなの夢が混ざり合って作られていく。講演される方の話をよく聞いて夢や希望を描いてほしい。」と温かく話されました。
☆開会の様子 ☆西岡様のお話 ☆記念品贈呈
続いて、石川校長先生と柴田教頭先生から今市小の歴史と行事について写真を交えてのお話がありました。校長先生からは、「子どもが減ってきている中、今市小をお父さんお母さんが大好きで何代にも渡って入学させている。地域とともに歩み信頼される学校として取り組んできた。今小プライドをもってがんばってほしい。」とお祝いの言葉を述べられました。柴田教頭先生からは、150年前の今市小の始まりの写真から今年度の行事の紹介をしました。子どもたちはスライドショーを楽しんでいました。
☆石川校長先生のお祝いの言葉 ☆柴田教頭先生のスライドショー ☆見入る子どもたち
そして、サプライズの記念講演として、H.C.アイスバックスの石川貴大選手のビデオレター、東京2020オリンピックのホッケー日本代表の大橋雅貴選手から「夢に向かって」と題しての講演が行われました。石川選手は今市小、大橋選手は南原小と学校は違いましたが同学年で、ホッケーで何度も対戦したそうです。その当時大橋選手の南原小は石川選手のいる今市小には1度も勝てなかったそうで、その悔しさをバネにして、日本代表、そして、オリンピック選手まで登り詰めたそうです。また、2024年のパリオリンピックでのメダル獲得が今の夢と話されていました。夢に向かって努力し続けること、自分の関わりのある人の支えに感謝してほしいことを話されました。お二人の話から、夢や希望に向かって努力することの大切さを子どもたちは感じていました。
小学校時代から切磋琢磨してきたお二人が違う競技でありながらも、日本のトップ選手として活躍していることに感心させられました。また、石川選手が石川校長先生のご子息で、大橋選手は石川校長先生が南原小で担任されていたという数奇な巡り合わせにも驚きました。これからのお二人のご活躍を心より応援しております。
☆石川選手のビデオレター ☆大橋選手の講演
☆目指せ!将来のオリンピアン! ☆子どもたちに囲まれ握手する大橋選手
記念講演の後は、児童代表の言葉として今成琳さんから来賓の方々、大橋選手にお礼の気持ちを伝え、自分の夢の宇宙飛行士になるために英語をがんばっていること、先輩方から受け継いだ歴史と伝統、「今小プライド」を胸にこれからもがんばっていきたいと堂々と述べていました。児童代表としてふさわしい素晴らしい発表でした。そして、吹奏楽部による演奏がありました。思うように練習できない中、素晴らしい演奏で、体育館が大きな拍手で包まれました。最後に6年生のいちご一会ダンスの発表がありました。創立150周年記念行事に華を添えてくれました。
☆今成さんの発表 ☆吹奏楽部の演奏 ☆6年生のいちご一会ダンス
最後にこの記念行事に参加した全員で記念撮影をしました。行事の内容がとてもよく、みなさんとてもよい表情をしていました。子どもたちは、親からもらった名前を大事にし、夢や希望に向かってがんばってくれることと思います。来賓の方々や職員もあらためて、それぞれの夢や希望の大切さを感じ、思いを新たにしたことと思います。
この150周年記念行事を実施するにあたり、多くの方々の御支援・御協力をいただきました。大橋選手の講演の中にもあった支えてくれた方々に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。そして、この創立150周年記念行事のために御多用にもかかわらず御臨席いただきました来賓の皆様、また講演をしていただきました大橋様、本当にありがとうございました。
今市小は「子どもの夢や希望を実現する学校」。そして、「地域とともに歩み信頼される誇り高い学校」としてこれからも常に前に進んでいきます。Imasho Go ahead! そして、創立150周年おめでとうございます。
☆