学校だより

令和4年度

読み聞かせの時間

 今日は、おはなしグループ「ひいらぎ」さんが来校し、朝の「さわやかタイム」に本の読み聞かせをしてくださいました。

 昨日から始まった、校舎内水まわり等をお掃除してくださる「清掃ボランティア」の方々による活動を皮切りに、地域の皆様によるボランティア活動が、今学期も本格的にスタートしました。

 本日も、学年の発達段階に合わせてセレクトされたお話を持って、「ひいらぎ」さんたちが各教室に向かいました。

 高学年の読み聞かせには、心に残ることばがありました。子どもたちは、どんなことばに惹かれたのでしょうか。

 1~4年生の読み聞かせは、わくわくしたりどきどきしたりするお話でした。

 みんなお話の世界に引き込まれていました。

 

芸術家の先生による音楽の授業(5年生)

 昨日は、バレエダンサーだけではなく、音楽家の先生の来校もありました。文化庁が行っている「文化芸術による子供育成推進事業」の一環として、音楽家の藤平先生が、6月8日に引き続き、今年度2回目の音楽科の授業の指導を行ってくださいました。今回は、5年生の授業です。

 5年生は、現在、「キリマンジャロ」の合奏に取り組んでいます。子どもたちは、真剣に自分の楽器を演奏しています。

 これをよりよく仕上げていくために、藤平先生からアドバイスがありました。それは、できるだけ、顔を上げて演奏することです。そうすることで、演奏のよさが聴き手により伝わっていくはずです。

 まずは、打楽器パートとその他の楽器パートで対面できるよう、打楽器パートが移動しました。

 そして、互いをお客さんだと思って、できるだけ顔を上げて演奏することにチャレンジしました。

 この活動で、顔を上げて演奏するコツをつかんだ子どもたちは、授業の終わりには、聴き手を意識した演奏ができるようになっていました。すごいですね!藤平先生、ありがとうございました。

 第3回目は、10月に予定されています。今度は、6年生の授業です。どんな授業になるか、楽しみですね!

谷桃子バレエ団ワークショップ

 今日は、文化庁「文化芸術による子供育成推進事業~巡回公演事業~」の一環として、一般財団法人「谷桃子バレエ団」のダンサー3名を講師として迎え、全校生参加のワークショップを実施しました。

 本校では、「伝え合う力」の育成に重点的に取り組んでいます。一流の文化芸術団体の公演に触れることは、子どもたちの発想力やコミュニケーション力が高まることにつながるのではないかと考え、本事業に応募しました。見事、全国7校のうちの1校に選ばれ、今回の公演が実現しました。

 9月30日の公演に先立ち、今日は、ワークショップを行い、バレエの基本的な動きをみんなで体験しました。

 まずは、体の柔軟性を高めます。講師の方の指示に従って、いろいろなポーズを取っているうちに、最初より前屈がスムーズにできるようになった子がたくさんいました。

 次は、バレエの基本動作です。足のポジションや手のポジションを教えていただきながら、音に合わせてポーズを取っていきます。みんな覚えが早いです!!

 バレエのポーズで連続8回跳んだり、横に回転しながら進んだり、子どもたちはどんどん動きを覚えていきます。台詞の代わりにジェスチャーで示す「マイム」の動きもいくつか覚えました。

 あっという間の1時間でした。講師の先生も、みんな熱心に取り組んだことをほめてくださっていました。

 30日には、多くのダンサーが来校し、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の一場面などを体育館で演じます。公演まで、みんなで楽曲のCDを聴いて、楽しみに待ちたいと思います。

 おまけです。

 今日は、1年生と2年生が、「伝え合う力」を使う授業を行っていましたので、紹介します。

 1年生は、算数科「ながさくらべ」の授業で、四角形のたてとよこのながさの比べ方を、大きな四角形の紙で操作しながら考え、どのように比べたのか、友達に説明していました。

 2年生は、国語科「うれしくなることばをあつめよう」の授業で、話をつなぐことばを使って、グループで話し合いをしていました。話し合いを振り返ることができるよう、タブレットで録音して確認していました。

 子どもたちは、いろいろな教科のいろいろな場面で、「伝え合う力」を鍛えているところです。

しもつけ新聞塾(5・6年生)

 今日は、5・6年生を対象に、「しもつけ新聞塾」が行われました。下野新聞社の記者が講師として来校しました。

 本校は、「伝え合う力」の育成に重点的に取り組んでいます。「伝え合う力」は、落合中学校区にある落合中、落合東小、落合西小の三校で共通して育成を目指す資質・能力です。

 昨日の5年生の手話教室は、音を介さずに伝え合うことを考えた授業でしたが、今日は、伝えたい内容を効果的に書くために大切なことを、新聞づくりを通して学んでいきます。

 記者さんから、新聞にまとめるためのポイントや手順の説明を聞きながら、今日は、「桃太郎」の鬼退治のことを記事にします。

 あらましを5W1Hに整理したり、インタビューのしかたを学んだり・・・。

 記事の作り方を学んだり・・・。

 自分が伝えたいことを適切に表す見出しや写真を選んだりしました。

 見出しは、「桃太郎 鬼を退治」「鬼ヶ島に桃太郎上陸 負傷鬼1000人超」「奪われた財宝 総額100億円」「鬼ヶ島 襲われる」など、自分が書きたい記事の視点に合うものを選べるようになっています。

 子どもたちは、記事のレイアウトをどのようにするか、真剣に考えながら作業を進めていました。

 今日の学習が、発表の資料を作ったり、学習のまとめの新聞を作ったりする際に役立っていくといいですね!

 なお、この「しもつけ新聞塾」のことは、後日、下野新聞に掲載される予定です。

手話教室(5年生)

 5年生は、「総合的な学習の時間」に「共に生きる」という学習を行います。この学習では、障害者や高齢者の方々とのよりよい関わり方について、擬似体験等を通して共感的理解を深め、自分たちにできることを考えていきます。

 今日は、栃木県聴覚障害者協会から2名の講師が来校し、手話について学ぶことを通して、耳が聞こえない方とのコミュニケーションについて考えました。

 簡単なあいさつの手話をゲームを通して覚えたり、拍手やドアのノックの代わりになる伝え方や、マスクをするため口の動きが見えない生活の中で、指で文字を書いて伝えるとよいことなどを知ったりしました。

 45分の授業を通して、子どもたちは静かでした。なぜなら、講師の方の目をしっかり見ながら、覚えた手話を使ったり、文字を指で書いたりすれば、コミュニケーションがとれるからです。子どもたちは真剣に、講師の方の動きを見て何を伝えたいのか理解しようとしたり、自分の伝えたいことを伝えるために、手話や指で文字を書く動作をしたりしました。

 これから、子ども達は調べたいことや考えたいことを決め、福祉について学びを深めていく予定です。講師の皆様、大変お世話になりました。