2020年12月の記事一覧
地産地消元気アップ《水産》推進給食
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、県内の観光地向けに出荷されていた県産水産物
(ヤシオマスや、鮎)の出荷量が落ち込んでしまっているようです。
そこで、県産水産物を活用し、学校給食の食材として県内の小中学校の子供達に美味しく
食べてもらおうと無償で提供していただけることになりました。
なんと…、11月、12月、1月の3回も実施していただけるのだそうです。
栃木県の美味しいお魚に感謝していただきます。(T 人T)
11月は、『ヤシオマス』でした。
今回はヤシオマスの中でも、「プレミアムヤシオマス☆彡」という、高い品質基準に合格したお魚を、フライにして提供させていただきました。
☆11月24日(火)の献立☆
ご飯・牛乳・ヤシオマスフライ・切り昆布の煮付け・沢煮椀
身質はふっくら、クセがなくて食べやすかったです。"オレイン酸”という旨味成分がたくさん
含まれるため、ほんのり甘みを感じます(*´艸`*)
普段お魚が苦手な子供達も食べやすかったようです。
12月は鮎です。
鮎は香りの良い魚で、カルシウムやミネラルも豊富です。
栃木県には、山々を源とする良質な水が流れるきれいな川がたくさんあるので美味しい鮎を
育てるのに適しているのだそうです。
☆12月17日(木)の献立☆
ごはん・牛乳・ひじきの炒め煮・鮎の甘露煮・どさんこ汁
頭がある魚を食べる機会があまりないようで…、
子供達にはちょっぴり怖く見えてしまったようです。
「今日のお魚は頭のシッポも食べられるように美味しく作ったから、チャレンジしてごらん」と言うと…恐る恐るパクッと食べて
「甘くて美味しい!!先生、頭も食べられたよ(#^.^#)」と教えてくれました。
地域の恵みに感謝し、美味しくいただきました。
あともう1回、1月にはヤシオマスをたまり醤油漬にして焼き魚の提供を予定しています。
子供達も職員も楽しみです♪
日光市産米『とちぎの星』
日光市農政対策協議会より、『日光市産米とちぎの星』を日光市内の小・中学校に
無償で提供していただきました。
とちぎの星の名前には、「病害や高温障害に打ち勝ち、燦然と輝く栃木の星となって
ほしい」との思いが込められているそうです。
昨年11月に行われた、皇位継承の「大嘗祭」において献納された品種と同じお米です。
☆この日の献立☆
ご飯・牛乳・納豆・塩昆布和え・大根と里芋のそぼろ煮
ぷくっと大きく、豊かな甘さが特徴的なとちぎの星は、26年に登場した新しい栃木の
お米で、栃木県は昼夜の寒暖差が大きいため、おいしいお米が出来るのだそうです。
栃木県は雷が多いため、夏の夜間は涼しくなります。この条件がとちぎ米の「おいしさ」
につながっているのですね。
冷めてもおいしく、粒がしっかりしているように感じました(*^_^*)
今日の献立は「納豆」だったため、ごはんを味わう前に納豆をかけてしまった子も
いたようですが(笑)、みんな笑顔で美味しく味わうことができました。
なかなかスーパーなどでは流通量も少ない品種なのだそうですが、青いパッケージの
とちぎの星を見かけたら、是非ご家族で味わってみてください。
これを機会に、食の大切さを家族で話し合っていただけたらと思います。