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ゆたかな丘 News & Events

学校だ!

校舎内に響く子どもたちの声。

校庭で遊ぶ子どもたちの声。

ついに、学校本格再開!

正直、疲れる!けれど、心地よい疲労感。
なんというか充実感。

学校が戻ってきましたね。

「当たり前」のありがたさってやつはすぐに忘れられてしまうもの。

日常のあわただしさに流されないように。

しっかり、目の前の「当たり前」に感謝しようと思います。

あぁ、コッペパンにイチゴジャム、、、おいしかったなぁ。

やる気をキープするための努力の貯金

 やる気が出ても、そのやる気はちょっとしたことで下がってしまうことがあります。そんな時、どうすれば良いのでしょうか。何度も引用させていただいている『伸びる子の育て方』品川女子学院校長 漆紫穂子著(ダイヤモンド社)には、次のように書かれています。

  もうひとつは、子どもの自信が揺らぐようなことがあったとき、その「貯金」を
  思い出させてあげることです。p.61

 子どもの頑張りを振り返らせることです。例えば、子どもの今までの自主学習ノートを並べたり、勉強に使った短くなった鉛筆等を並べたりして、今まで頑張ってきたことを振り返らせることです。努力の貯金を見ることで子どもは自然と自信を取り戻します。
                       校長 見目 宗弘

意欲と家庭教育 ごほうびが効果的な場合

 心理学的な立場から判断すると「成績が上がったら○○を買ってあげる」等のごほうびは、効果的な場合とそうでない場合とがあります。
 効果的な場合は子どもに学習意欲がない場合です。ごほうびを目当てに学習をがんばることができます。
 しかし、学習意欲が上がってきた場合には効果的ではありません。学習意欲が上がってきた場合は、学習自体を目的とすることができていたのに、それがごほうびにすりかわってしまうからです。また、ごほうびをくれる人にコントロールされているという気持ちが生まれてしまいます。だから、自ら学習しようという意欲が低下してしまいます。(この情報は『学習意欲の心理学 自ら学ぶ子どもを育てる』桜井茂男著(誠信書房)より。)
 子どもをやる気にさせるのは難しいですね。     校長 見目 宗弘

やる気を出させる親のかかわり方

 品川女子学院の漆紫穂子校長先生が、受験を終えた生徒に「受験期に、親にしてもらってよかったこと」を聞いたところ、よかったと答えたことが2つあります。それは、「気持ちのフォロー」と「生活リズムのフォロー」です。
  「気持ちのフォロー」は、子どもが必要とするときにだけ手を貸し、あとは見守ることです。「生活リズムのフォロー」は、生活環境を整えることです。漆校長先生は「3点固定の法則」が大事だと言います。3点とは、起床の時間、夕食の時間、就寝の時間のことです。この3つの時間が、毎日固定されていると、生活にリズムが生まれ、勉強をする時間が確保しやすくなります。             校長 見目 宗弘
本からの引用 やる気を出させる親のかかわり方.pdf

習熟というエース

 授業をおもしろくする言語活動が使えない今、中学生の皆さんが勉強に前向きになれるようにする方法は、皆さんが「できるようになった!」という実感をもてるような授業をすることです。習熟を核とした授業をすることです。
 豊岡中の場合、今年は「まねること」を大切にした授業をします。模範や例を示し、それができるようになるように皆さんが工夫する授業です。「まねること」で「できた!」が増えるはずです。自己肯定感を高め、生徒の皆さんのやる気を高めます。校長 見目宗弘