学校だより

2024年10月の記事一覧

全校校外学習

 10月25日(金)に小中学生全員で、那須ハイランドパークに校外学習に行って参りました。バスの中では、合唱をしたりクイズをしたりして、和気あいあいと楽しく過ごしました。
 いよいよ、那須に到着。天候が心配されましたが、清々しい青空が広がり暑ばむくらいでした。

 初めに、「カーボンニュートラル」についての話を係の方からお聞きしました。ハイランドパークでは、森林の状態を保つために伐採した木々を廃棄せずに、バイオマス発電により再生可能なエネルギーへと発展させていることがわかりました。次に、実際に稼働しているバイオマス発電機を見学しました。間伐材を利用したチップがエネルギーに変えられていく仕組みを学びました。

 

 その後、中学生が、CO2の排出量削減のため、「カワヅサクラ」の植林を行いました。学校名も添えられました。このカワヅザクラの木と共に、子供たちの地球を守っていこうとする気持ちも、力強く育っていってほしいと思います。

 最後に、施設のルールとマナーを守って、アトラクションを楽しみました。どの班も話し合いながら仲良く活動していました。

 

しかっちと登校

 本日、H.C.栃木日光アイスバックスのマスコットキャラクター  「しかっち」が、子供たちの登校を見守りに来てくれました。「しかっち」が集合場所に現れると、子供たちの表情がぱっと明るくなりました。そして、しかっちと一緒に学校まで歩きました。しかっちが転ばないように、3年生がしかっちと手をつないで歩く姿も微笑ましく思いました。アイスバックスの皆様、ありがとうございました。

大自然の中で探究活動

 10月10日(木)自然探索に行ってきました。雨のため一日延期になりましたが、天気に恵まれ奥日光の大自然を満喫することができました。今年度、高学年以上の子どもたちは、総合的な学習の時間の探究学習の一環として、調査活動を行いました。水質を調べたり、森のようすを観察したり、ガイドさんに学校の調べ学習ではわからないことを質問したり、いつもと異なる視点で、自然探索に臨みました。さらに湯元の温泉寺で、本堂で講話を聴くこともできました。児童生徒たちは、学校の中では学べない、多くのことを学ぶことができたようです。

 湯元温泉寺にて

  

 

水質調べ:湯の湖や湯滝、泉門池など

 

 

ガイドさんへ質問

 

 

 

お昼:おやつ交換も楽しみの一つです。

 

 

 

 延期のため、いつもお世話になっているガイドさんが1名変更となりました。ピンチヒッターで来てくださったガイドさんは、スキー教室インストラクターでお世話になった方でした。子どもたちも初対面でないことを知り、安心して活動することができました。今回残念ながら一緒に探索できなかったガイドさんと、来年また一緒に行き、多くのことを学びたいと思っています。お忙しい中、ガイドを引き受けてくださり、ありがとうございました。自然探索で得た貴重な体験を今後の学校生活や学習に生かしていきます。

校舎流失追悼式・地域クリーンキャンペーン

9月27日(金)校舎流失追悼式・地域クリーンキャンペーンを3・4校時に実施しました。例年通り、中宮祠墓地と二荒山神社境内追悼碑の2か所で、清掃と献花を行いました。学校に戻りながら、ゴミ拾い活動も行いました。これらの清掃活動は、学校課題「脱炭素を目指し、世界中から人々が集まる美しい中宮祠にする」を達成する1つの行事でもあります。また、中宮祠の美しい自然を守る活動でもあります。SDGs15「陸の豊かさも守ろう」でもあります。

幸寿会の方々も、参加してくださいました。いつも本校の教育活動に御協力いただき、ありがとうございます。

 

 

児童生徒たちは、歩道の隅々までよく見て、草などもかき分けて、小さなごみも残すことなく拾っていました。「美しい中宮祠にする」にするため、一生懸命に活動することができました。

 

大きなゴミ袋を抱えて学校に戻ってくる姿は、とても誇らしく見えました。

 

6校時には、中宮祠自治会主催の防災講話もあり、防災意識を高めることができました。SDGs11「住み続けられるまちづくりを」を目指すものでもあります。

 

中宮祠介護サービスセンターとの交流会

9月18日(水)に中宮祠介護サービスセンターへ、中学校1年生が福祉体験に行ってきました。利用者の皆様とリハビリの運動をしたり、中宮祠フェスティバルに出店する作品を一緒に作成したり、貴重な体験をすることができました。

 

食事の介助までは出来ませんでしたが、お茶出しの準備などをお手伝いしました。

 

 リハビリ体操を一緒にしたりリハビリ用の器具を試したり、貴重な体験ができました。

   

 中学生は、初めは戸惑っていましたが、徐々に慣れて上手にサポートをすることができました。そして、利用者の方と一緒に作業に取り組み、時間内に作品を完成することができました。利用者の皆様も喜んでくださいました。

 

 

お風呂上りにドライヤーで、髪を乾かす作業を手伝いました。利用者の方を気遣いながら、優しくていねいに乾かすことができました。

 

中宮祠にある福祉施設について、その中の活動の様子だけでなく、高齢者の方が過ごしやすい設備なども学ぶことができました。持続可能な町づくりについての知識も深めることができました。

 

1週間後の9月25日(水)に、介護サービスセンターとの交流会を実施しました。保育園や青年会の皆様の御協力の下、みやま踊りを介護サービスセンターの利用者の皆様にお見せしました。

青年会の皆様が、お囃子を演奏してくださいました。児童生徒たちも、夏のお祭り以来、久しぶりに一緒に演奏したり歌を歌ったりすることができ、とてもうれしそうでした。

 

保育園の園児たちも、一緒に参観してくれました。小学校1,2年生も、お兄さん・お姉さんとして、かっこよく模範となるような踊りで参観者を魅了していました。

 

 

最後に青年会会長様から、「明治時代から続く、中宮祠の町の伝統を守っていってほしい」というお話をいただきました。児童生徒たちは、真剣にお話を聞いていました。「青年会の皆様のように自分たちも中宮祠のためにがんばろう」という思いをもつことができたようでした。

このような機会を通して、未来の中宮祠の担い手として持続可能なまちづくりに貢献していきたいと思います。

保育園の皆様や青年会の皆様、介護サービスセンターの皆様のおかげで、このような交流会を実現することができました。お忙しい中、御協力いただき、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

後日、児童生徒のメッセージを介護サービスセンターへ届けました。利用者の皆様の喜ぶ姿を見て、子どもたちも嬉しそうでした。