2016年1月の記事一覧
全国学校給食週間5日目
全国学校給食週間最終日の今日は「鹿児島県」の料理です。
【献立名】 鶏飯(けいはん) 牛乳
きびなごフライ さつまいもタルト
お皿の具とお椀の汁をごはん茶わんに入れます。
「鶏飯」は鹿児島県奄美地方の郷土料理で、鹿児島県ではカレー
と同じくらい人気のあるメニューだそうです。
鶏飯は昔、島の人たちが薩摩藩の役人をもてなすために作られた
料理だそうです。白いごはんの上にほぐした鶏肉、錦糸卵、しいたけ、
漬け物などの具材と、ねぎ、きざみのりをのせ、温かい汁をかけて食
べます。
鶏飯は子供たち、そして先生方にもとても人気のメニューです。
おかわりをしている子供の姿がみられ、とても嬉しく思います。
全国学校給食週間4日目
全国学校給食週間4日目の本日は、「山梨県」の料理です。
【献立名】 レーズンパン 牛乳 ほうとう
和風サラダ 巨峰ゼリー
「ほうとう」は山梨県の郷土料理で、家庭で作った味噌と季節の
野菜を使って作るそうです。冬はかぼちゃ、はくさい、きのこなどが
入り、かぼちゃの甘みと味噌の風味が一体となった奥深い味わい
が「ほうとう」のおいしさの特徴だそうです。
いつものうどんとは違ったほうとうのもちもちとした食感に、子ども
たちは「おいしい!」といって食べていました。
山梨県はぶどうの生産量全国第1位なので、パンは「レーズン
パン」、デザートは「巨峰ゼリー」にしました。
5年生に「うどんのようなものの名前はなんと言うでしょう?」と
問いかけると「ほうとうー!」という答えが。「では、ほうとうは何
県の郷土料理でしょうか?」という問いに「山梨県ー!」と元気に
答えてくれました。各都道府県の郷土料理をぜひおぼえてもらいたい
と思いました。
全国学校給食週間3日目
全国学校給食週間3日目の今日は「沖縄県」の料理です。
【献立名】 タコライス 牛乳 ボイルキャベツ
もずくスープ パイナップル
「タコライス」は沖縄県でよく食べられている「沖縄料理」です。
健康委員さんの放送で、「タコライスといってもたこが入っている
のではなく、ひき肉とたまねぎを炒めて調味料とスパイスで味付
けをしたタコミートをご飯に乗せて食べる料理です。」というのを
きいた子どもたちからは、「そうなんだー!」という声があがりました。
タコライスは子供たちに人気で「おいしいです!」との声が多かったです。
上に乗ったボイルキャベツが良いアクセントとなりました。もずくスープは
もずくを初めて食べたという子もいましたが、みんなよく食べてくれました。
全国学校給食週間2日目
全国学校給食週間2日目の今日は、「栃木県」の料理です。
【献立名】 米粉パン 牛乳 モロフライ(ソース)
ブロッコリーサラダ 白菜のクリーム煮
「モロ」は栃木県ではよく食べられる魚ですが、他の都道府県では
あまり食べないそうです。
モロとは「サメ」のことで、お正月に「サガンボ」といってサメを
煮つけにして食べる風習もあります。
健康委員からの校内放送で給食の紹介をきき、モロとはサメである
ということ知った1年1組の子どもたちは「えー!サメなの!」
「サメって食べられるの!?」と驚いた様子でした。
担任から「先生は家で煮つけにして食べたりしますよ。みなさんは
食べたことありませんか?」との言葉に対して「食べたことなーい!」
という答えでした。モロフライがおいしかったという声が多かったので、
ぜひご家庭でも食べてもらいたいなと思いました。
白菜は日光市産のものがおいしい時期なので、本日は「白菜のク
リーム煮」を提供しました。白菜は様々な料理と相性がよく、子どもた
ちは「おいしい!」と言って食べてくれていました。
全国学校給食週間1日目
1月24日から1月30日は学校給食週間ということで、25日(月)
から29日(金)は様々な給食を提供します。
1日目の今日は「最初の給食」ということで、日本で最初に提供さ
れたといわれている給食をアレンジして提供しました。
【献立名】 ごはん 牛乳 鮭の塩焼 のり
たくあん うめぼし すいとん汁
日本で最初の給食は明治22年に山形県でだされたものだといわ
れています。家が貧しくてお弁当を持ってこられない子がたくさんいた
いたので、学校を建てたお坊さんが「おにぎり・焼き魚・漬け物」といっ
た食事を出していました。
今は「食べるものがなくて困る」ということはありません。この給食を
通して、「食べられる」ということに感謝の気持ちを持ってもらえると嬉
しいと思いました。
「たくあん」や「うめぼし」は好き嫌いがはっきりと分かれる食品です。
給食でもなかなか提供することがないため、子供たちの反応が心配で
したが、思ったよりも「好きです!」という声が多かったです。
担任の先生から「苦手だなと思っている食べものでも、一口は食べて
みましょう。もしかしたら食べられるかもしれませんよ!」という声かけが
あり、苦手という子どもも少し食べている姿がみられましした。食べられ
ることに感謝するということなんだと感じました。