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薬物 絶対にダメ!

 16日(水)、全校で劇団三十六計による「すばらしい明日のために…」という薬物乱用防止啓発演劇を見ました。「違法薬物『買わない』『使わない』『かかわらない』」とサブタイトルが付き、内容はというと、ありふれた日常の中、ちょっとしたきっかけで薬物に手を出してしまう女の子の話でした。このドラマを通して、ありもしないものが見えたり聞こえたりする幻覚や幻聴、薬物なしでは生きていけなくなる依存性、たとえやめても何かの瞬間によみがえってくるフラッシュバックなど、薬物が心と体をむしばんでいく恐ろしさを実感したのではないでしょうか。

 集中力がアップして勉強ができるようになる、きれいになってダイエットにもよいなど、知識がないばかりに口車にうまく乗せられてしまったこと、先輩から勧められたことなど、きっぱりと断れない原因があったので、正しい知識を身につけ、危ういところに足を踏み入れないなど、自分の身は自分で守る重要性も理解できたと思います。実際に劇団員が他のいくつかの学校で問いかけたところ、1/4から1/3の生徒が、先輩には断りにくいと答えたそうです。もし、自分がそういう状況に陥ったら何と言おうか、どう断ろうか、ことが起きる前に考えておくことも必要かと感じました。

 最後に、一人で悩まず必ず相談することも添えられました。御家庭でも話題にしていただけたら幸いです。

  

   -中央委員長の感想-

 「劇中、主人公が幻覚を見た場面が印象的で、薬物は本当に怖いと思いました。先輩からの誘いが断れないという人が結構いましたが、断れるような関係性を作りたいとも思いました。」