学校だより

脱炭素先行地域

 昨年、日光市(中宮祠・湯元地区)が環境省の脱炭素先行地域(※)として選定されました。『雲の上のサステナブルリゾート「奥日光」~多様な観光資源と脱炭素による地元アップデート~』というテーマのもと、2030年を目安に地域課題を解決し、住民の暮らしの質の向上を実現しながら脱炭素に向かう取組みが進められていきます。

 そこで、学校では、これからの奥日光の自然環境や地域課題、地球環境をどのように保全・解決・持続し、脱炭素を推進していくか。私たちの暮らしの質の向上(地元アップデート)とサステナブル(持続可能)な奥日光を実現するために児童生徒ができることは何か。これらのことを、この地域の住民である児童生徒一人一人が自分のこととして学び、考え、実践していく授業を展開しています。

 今回は、日光市環境森林課の藤巻様に講師をお願いし、児童生徒全員で環境について考える授業を行いました。

 前半は、小学1年生~3年生の授業です。環境クイズに楽しく取り組んでいます。

 後半は、小学5年生~中学3年生の授業です。「環境」とは何か、環境を保全するために自分たちはどんなことができるかなど、真剣な話合い活動が行われました。

 今日の授業で、児童生徒は「脱炭素・カーボンニュートラル」について理解を深めることができました。これからの学習に生かせる、有意義な学習でした。

※脱炭素先行地域とは・・・環境省が少なくとも100か所の地域を指定し、2030年度までに民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてその他の温室効果ガス排出削減も地域特性に応じて実施する地域。(環境省ホームページより)