「始まりと終わりを意識する」
令和2年はコロナで始まりコロナで終わった1年でした。令和2年を振り返ると、職務上、行事や集会などで児童生徒に話す機会があります。新型コロナウイルス感染症についても話しましたが、令和2年に話したことで一番心に残った言葉は、「始まりと終わりを意識する」でした。「大人になってこまらない自分コントロール」という本を紹介した時です。自分の分身となる脳をうまく使うと、自分自身がコントロールできる内容でした。
自分をコントロールする方法の1つとして、しぐさを意識するとうまくいくことが紹介されていました。「~したら、~する。」「水道で水を出したら、最後まで止める。」「ドアを開けたら、最後まで閉める。」「くつをぬいだら、くつをそろえる。」始まりと終わりを意識すると言うことです。意識してみると、様々なことが見えてきました。例えば、1日の始まりと終わり。朝は様々なことをしています。朝食を食べたり着替えたり顔を洗ったり。1つでも忘れてしまうと、1日がぼんやりしてしまうようです。終わりは1日のことを振り返り、反省したり自分で自分をほめたりしていました。
始めるときは、意識しているような気がしますが、終わりを意識することは少なかったように感じました。始めるときに、終わりを意識して始めるとうまくいくような気がしてきました。12月には、管理栄養士さんに健康管理について指導いただく機会がありました。約半年間で、体重を減らしてより健康な体になることを一緒に計画しました。終わりを決めているので、がんばれるような気がしています。コロナ禍も終わりが意識できると、がんばれる気がしています。