カテゴリ:連絡事項
新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言
(ポスターの内容)
新型コロナは、誰もが感染しうる病気です。私たちが闘っているのは、ウイルスであり、人ではありません。感染された方やその家族等への偏見や差別、誹謗中傷等は、対象となる人の心身を深く傷つけ、平穏な生活を脅かすばかりでなく、差別を恐れて受診をためらうなどの行動に繋がり、更なる感染の拡大という負の連鎖を招きかねません。県と市町は、県民の皆さまと一緒に、大切な人やくらしを守るため、“おもいやり”と“やさしさ”を持って、新型コロナとの闘いを乗り越えていくことをここに宣言します。
◇ 感染された方やその家族などに対する差別、誹謗中傷等は、決して許しません!
◇ 医療従事者をはじめ、わたしたちの健康やくらしを支えるために奮闘されている方々に心から感謝し、エールをおくります!
◇ 県外から来られる方々を非難せず、お互いに尊重し合います!
◇ 県民の皆さまとともに、互いの立場をおもいやる心とやさしさを忘れず、新型コロナとの闘いを乗り越えていきます!
令和2(2020)年8月21 日
栃木県
宇都宮市 足利市 栃木市 佐野市 鹿沼市
日光市 小山市 真岡市 大田原市 矢板市
那須塩原市 さくら市 那須烏山市 下野市 上三川町
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野木町 塩谷町 高根沢町 那須町 那珂川町
コロナ禍の今、保護者の皆様にお願いしたいこと
栃木県教育委員会事務局総務課人権教育室より、保護者の皆様へ下記の内容の文書が届きました。本日配付します。
(文書の内容)
子どもたちの健やかな成長は私たちの願いです。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた「新しい生活様式」への対応などで、例年以上に子どもたちの学校及び家庭生活におけるストレス要因が高まっており、心身に悪影響の及ぶことが危惧されます。保護者の皆様には、以下の点に留意し、お子様のよりよき成長を支えていただきたいと思います。
1お子様の不安解消
新型コロナウイルスの感染拡大から半年あまりが経過しました。学校の臨時休業措置は解除されたものの、部活動の制限や学校行事の中止、夏休みの短縮など、子どもたちはこれまでに経験したことのない学校生活を送っています。また、家庭や地域においても、常に感染予防を意識した生活を強いられており、表面には出さなくても、様々な不安やストレスを感じている子どもたちが相当数いると考えられます。家庭がお子様にとって安息の場となるよう、温かな言葉かけや傾聴を心がけていただきたいと思います。
2感染者等への配慮ある言動
保護者の言動は子どもたちの価値観やものの見方・考え方に大きな影響を与えます。家庭での保護者の振る舞いは、お子様により先生や友達などに対して再現されるということを十分に御理解いただき、感染者等への偏見や差別を助長しないよう、御配慮をお願いいたします。
3ご自身のストレス管理
新型コロナウイルスの感染拡大により、社会全体が厳しい状況となっていますが、保護者の心の在り方は子どもたちに大きな影響を与えます。自身のストレスがお子様に向かないよう、一人で抱え込まず、適切に相談機関を利用するなどしていただくようお願いいたします。
文部科学大臣メッセージ
9月3日(木)文部科学省から、「学校の新しい生活様式Ver4」が届きました。そこに、「保護者や地域の皆様へ」と題した文部科学大臣メッセージがありましたので、ご紹介します。
(メッセージの内容)
学校において、児童生徒等の学びを確保するための取組を進めることができておりますのは、保護者や地域の皆様に感染症対策の取組に御理解と御協力を賜っているからであり、心より感謝申し上げます。しかし、このような取組を徹底しても学校や家庭、社会において感染するリスクをゼロにすることはできません。誰もが感染する可能性があります。その上、新型コロナウイルス感染症には未だ解明されていない点があり、ワクチンも開発中であることから、この感染症に対する不安をお持ちの方が多いと思います。
第一に、感染者に対する差別や偏見、誹謗中傷等を許さないということです。誰もが感染する可能性があるのですから、感染した児童生徒等や教職員、学校の対応を責めるのではなく、衛生管理を徹底し、更なる感染を防ぐことが大切です。
そして、自分が差別等を行わないことだけでなく、「感染した個人や学校を特定して非難する」「感染者と同じ職場の人や、医療従事者などの家族が感染しているのではないかと疑い悪口を言う」など身の周りに差別等につながる発言や行動があったときには、それに同調せずに、「そんなことはやめよう」と声をあげていただきたい。人々の優しさはウイルスとの闘いの強い武器になります。感染を責める雰囲気が広がると、医療機関での受診が遅れたり、感染を隠したりすることにもつながりかねず、結局は地域での感染の拡大にもつながり得ます。その点からも差別等を防ぐことは必要なことです。
第二に、学校における感染症対策と教育活動の両立に対する御理解と御協力です。感染症への対応が長期にわたることが想定される中、学校では、感染症対策を講じつつ学校教育ならではの学びを大事にしながら教育活動を進め、子供たちの健やかな学びを最大限保障するための取組を進めていただいているところです。また、大学についても、感染症対策の徹底と、対面による授業の検討も含めた学修機会の確保の両立をお願いしております。これからの予測困難な時代を生きていく児童生徒等や学生が、必要となる力を身に付けていくことができるよう、学校の教育活動の継続への御理解と御協力をお願いいたします。
新型コロナウイルスのみならず、感染症へ正しく対応するためには、最新の科学的な知見等を知ることが不可欠です。政府として、分かりやすい広報に努めているところですが、保護者や地域の皆様におかれても科学的な知見等を日々の生活に生かしていただきたいと思います。
虫に注意
日光市小・中学校における今後の教育活動についての方針について
8月26日(水)日光市教育委員会より通知がありました。本日配付しましたので、ご確認ください。
(通知文の一部)
臨時休業の終了以降、各学校におきましては、感染症対策を講じながら最大限子供たちの健やかな学びを保障することを目指して教育活動に取り組んでまいりました。今後の市内小中学校の教育活動の可否等の方針につきまして、改めて下記のとおりお知らせいたしますので、御理解と御協力をお願いいたします。
記
1 基本的な考え方について
感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減しつつ、教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障することを基本とします。
協働的な学び合いをはじめとする学校教育の特質を踏まえ、学校ならではの学びを大事にしながら教育活動を進めます。
学校行事(修学旅行、運動会等)についても実施を前提とします。実施に当たっては、教育的な意義や児童生徒の心情等を踏まえ、実施に向けた様々な工夫等について、あらゆる角度から検討します。それでもなお、学校や関連した地域において、感染経路が不明な感染者が増加しているなど、感染症対策が十分行えない等の状況が発生している場合は、やむを得ず中止や延期とすることがあります。(以下省略)