コロナ禍の今、保護者の皆様にお願いしたいこと
栃木県教育委員会事務局総務課人権教育室より、保護者の皆様へ下記の内容の文書が届きました。本日配付します。
(文書の内容)
子どもたちの健やかな成長は私たちの願いです。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた「新しい生活様式」への対応などで、例年以上に子どもたちの学校及び家庭生活におけるストレス要因が高まっており、心身に悪影響の及ぶことが危惧されます。保護者の皆様には、以下の点に留意し、お子様のよりよき成長を支えていただきたいと思います。
1お子様の不安解消
新型コロナウイルスの感染拡大から半年あまりが経過しました。学校の臨時休業措置は解除されたものの、部活動の制限や学校行事の中止、夏休みの短縮など、子どもたちはこれまでに経験したことのない学校生活を送っています。また、家庭や地域においても、常に感染予防を意識した生活を強いられており、表面には出さなくても、様々な不安やストレスを感じている子どもたちが相当数いると考えられます。家庭がお子様にとって安息の場となるよう、温かな言葉かけや傾聴を心がけていただきたいと思います。
2感染者等への配慮ある言動
保護者の言動は子どもたちの価値観やものの見方・考え方に大きな影響を与えます。家庭での保護者の振る舞いは、お子様により先生や友達などに対して再現されるということを十分に御理解いただき、感染者等への偏見や差別を助長しないよう、御配慮をお願いいたします。
3ご自身のストレス管理
新型コロナウイルスの感染拡大により、社会全体が厳しい状況となっていますが、保護者の心の在り方は子どもたちに大きな影響を与えます。自身のストレスがお子様に向かないよう、一人で抱え込まず、適切に相談機関を利用するなどしていただくようお願いいたします。