大室小だより

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緊急時対応職員研修

 5月29日(水)の放課後に、本校職員全員で校内での緊急時の対応に関する職員研修を行いました。研修の目的は、緊急事態発生時に児童の命を守るために、学校組織の中で救命の連鎖を機能させ、誰が対応しても必要な救命行動を漏れなく進めることができるようにするということです。日光市消防本部より3名の講師の先生をお招きして実施しました。

 実技研修では、心肺蘇生法及び窒息の応急手当の仕方を研修しました。次に「緊急時のシミュレーション訓練」を行いました。食物アレルギーアナフィラキシーや熱中症で倒れた児童が出た時の、事故発生時の傷病者の観察のポイント、救急車要請の基準、職員の動きやアクションカードの活用等ついて、全員で真剣に研修し講師の先生方から貴重なアドバイスをいただきました。全てがマニュアルどおりにいくとは限りません。必ず現場での臨機応変な判断と対応が必要になります。それを踏まえ、校内の救急体制づくりには、継続的な研修と一人一人が危機管理への意識を高めていくことが必要不可欠です。「もしも」の時に児童の命を救える学校にしていきます。