大室小だより
4年社会科見学
9月9日、4年生は、社会科の「健康なくらし」の学習で、
日光市クリーンセンター、瀬尾浄水場、日光市リサイクル
センターを見学しました。
先ず、クリーンセンター。ここは、「可燃ゴミ」を中心に
処理する施設です。ごみが、ごみピットに次々に運び込まれ、
ごみクレーンで溶融炉へと持ち上げられる様子を、ガラスに
かじりついて見ていました。新しい施設になり、1日に130t
以上のごみを処理できることや処理してできたものを
アスファルトや重りの材料にリサイクルすること、排ガスや
排水も環境に影響しないよう安全に配慮していることなども
学習しました。処理で出た熱で、発電し施設内の電力を
まかなっていることも聞き、驚いていました。
次に、浄水場です。日本最大級を誇る膜処理設備で、
コンピュータによる集中管理のため、コンパクトな施設・
設備と少ない人数で、効率的に1日に約1万5千立方mの
水をきれいにすることができます。できたての水も飲ませて
いただき、みな「おいしい!」とのどを潤していました。
最後は、リサイクルセンターです。自分たちが飲んだ
ペットボトルや空き缶などが、リサイクルしやすいよう
分別・処理されて行くので、とても興味深く見ました。
大きなごみが処理されるのを見ると、「あ、あのレジャー
テーブル、まだ使えるんじゃない?もったいない。」と
何か感じるところがあるようでした。
今日の見学を通して、どのように私たちの健康な生活が
守られているかよく分かりました。安心・安全にごみを
処理し、水を作る大切さや大変さを知りました。また
自分たちも、自分自身の健康や環境のことをよく考えて
行動することが大切だということも分かりました。
自分たちにできる3R「リデュース、リユース、リサイクル」を
心がけ、地球に優しく生活していきたいと思う4年生でした。