きぬっ子だより

5年校外学習in足尾

 5年生は4月から総合的な学習の時間で「環境」についての学習を進めてきました。

 この日はその一環として、足尾に校外学習に行ってきました。足尾は、日本の最初の公害が発生した地です。しかし、今回は日本で最も環境への取り組みがされている地として、足尾の再発見することが目的でした。

 まず、「足尾に緑を育てる会」のご指導の下、植樹を行いました。

 さまざまな原因で樹木が生えなくなってしまった足尾の山に植樹を行う理由や、砂防の役割について説明を受けた後、ヤマボウシを2本植えました。子供たちは実際に自分の手で植樹をすることで、緑を絶やさないための苦労や努力を身をもって知ることができたようです。

それから、足尾銅山観光へ行きました。

 足尾銅山は、日本の産業の近代化に大きな役割を果たしました。銅の採掘の様子を見学したり、銅の塊を手に持ったりしながら、その役割の大きさを体験することができました。

 足尾での学習を生かして、さらに「環境」について学習を深めていきます。