学校保健委員会を開催しました
令和7年12月11日(木曜日)に令和7年度学校保健委員会を開催しました。
PTA役員、学年部長、本校の職員が一堂に会し子供たちの抱える健康課題について、学校・家庭・地域がどのように取り組んでいったらいいかを考えました。当初出席予定の学校薬剤師 和貝先生は、残念ですがお仕事の都合で急遽欠席されましたが。
今年度の健康課題として、①視力の低下、②就寝時間の遅れ、③メディア機器の長時間利用があげられました。
文献によれば、スマホやタブレット、携帯ゲーム機などのメディア機器は、情報収集や学習、生活をする上で必須になりましたが、一方で目や体に様々な影響を及ぼすことも明らかになっています。目への影響では、視力の低下や急性内斜視の発生、睡眠では寝付きの悪化や睡眠の質の低下がなどが明らかになっています。※小学保健ニュース№1403付録から
委員会では、メディア機器を長時間使用しないためにはどうしたらよいかについて話し合いを行いました。いろいろなアイディアをいただきましたが、「なかなかうまくいかない」「難しい」といった声も多くありました。「メディア機器の使い方講座を開催して欲しい」との要望もありました。要望につきましては、次年度の取り組みとして検討していきたいと思います。
最後に、校長先生から「子供たちが夢中になれる別のことを見つけるアプローチも有効なのではないか。例えば、スポーツ少年団活動や習い事などに取り組んでいる子供たちは、取り組んでいない子供たちと比較したときメディア機器を使用する時間が長時間にならない傾向がある。」といったアドバイスをいただきました。
詳しくは、学校保健だより特別号に掲載しますので是非ご一読ください。