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休校中はトレーニングのチャンス!

★本日二人目の投稿は、監物先生です。

おはようございます。
監物快晴(男子保健体育担当)です。
前回の記事で出したクイズの答えはすべてAでした。


今日は「筋トレの効果・回数、量の設定」について載せます。自分で知識を身につけ、考えながらトレーニングすることで効果倍増なのでこの際に覚えちゃいましょう。

①筋トレの効果

・筋肉がつくと基礎代謝が上がり、カロリーを燃やしやすい体になる。(太りにくい体)

・体の抵抗力を上げる。(病気になりにくい体) 

・セロトニンが分泌され、血流が良くなる(脳の働きがよくなる)


②筋トレの回数と量

筋トレは目的によって、回数と量を設定します。これを知ってから筋トレすると効果が変わってくるのでぜひ参考にしてください。

 

基礎知識

・1RM→そのトレーニングに対してのできる限界の量←これ重要

例)
腕立て 1回が限界の人→1RM。 10回が限界の人→10RM


腹筋 1回が限界の人→腹筋は1RM 10回が限界の人→10RM


      目的                効果

・筋肥大(大きい筋肉をつくる)      体を大きくできる

・最大筋力(瞬発的な筋肉を作る)スタートダッシュ ジャンプなど

・筋持久力(長い運動に耐えられる筋肉) 疲れにくい筋肉にする

  トレーニングの回数

 

筋肥大   812回(限界をむかえる回数)×2~3セット

最大筋力  1~5回(限界をむかえる回数)×35セット

筋持久力  1220回(限界をむかえる回数)×4~5セット


なので筋肥大したい人が腕立てを20回やっても筋持久力を高めることになってしまうので、目的に合っていないことになります。

20回腕立てできる人は812回で限界をむかえるトレーニングをした方が良いということになります。

 

少し難しい話でしたが、このような知識があるだけで効率的で意味のあるトレーニングをすることができます。スポーツはがむしゃらにやることも大切ですが、頭を使って行うと急速に伸びます。一流のアスリートこそたくさん勉強しています。この時間があるときに、スマホで調べてみるともっとみなさんの可能性が広がっていきますよ。

YOUTUBEなんかにも筋トレ動画がたくさんのっているので参考にしてください