やる気のもう1つの顔、自己肯定感
品川女子学院の漆紫穂子校長先生がその著書『伸びる子の育て方』(ダイヤモンド社)の中でやる気が出る瞬間を次のように言っています。
私は、子どものやる気のスイッチがオンになる瞬間を数多く見てきました。どうい
う瞬間にスイッチがオンになるのか。それは、大きく分けて4つあります。
①好きなことに出合ったとき
②できなかったことができたとき
③目標ができたとき
④人の役に立つと感じたとき p.62
う瞬間にスイッチがオンになるのか。それは、大きく分けて4つあります。
①好きなことに出合ったとき
②できなかったことができたとき
③目標ができたとき
④人の役に立つと感じたとき p.62
この①と③は今まで見てきた願望(目標)です。
では、②と④はどう考えれば良いのでしょうか。
確かに、わかったときやできたときには自然と意欲が高まっています。また、誰かの役に立ったときは自分が誇らしく思え、やる気になっています。
②と④に共通するのは、自己肯定感です。自己肯定感とは、自分を認め、肯定する気持ちです。達成できて自信をもち、集団に貢献できて、自分に満足できています。自分で自分を認める気持ちが高まり、心がプラスに刺激され、やる気が出ているのです。
このようにやる気には自己肯定感に関わる側面があります。だから、まとまっているクラスにいると自然と勉強もやる気になってきます。クラスの中で認められ、役立っていると実感でき、意欲がわいてくるからです。 校長 見目 宗弘
では、②と④はどう考えれば良いのでしょうか。
確かに、わかったときやできたときには自然と意欲が高まっています。また、誰かの役に立ったときは自分が誇らしく思え、やる気になっています。
②と④に共通するのは、自己肯定感です。自己肯定感とは、自分を認め、肯定する気持ちです。達成できて自信をもち、集団に貢献できて、自分に満足できています。自分で自分を認める気持ちが高まり、心がプラスに刺激され、やる気が出ているのです。
このようにやる気には自己肯定感に関わる側面があります。だから、まとまっているクラスにいると自然と勉強もやる気になってきます。クラスの中で認められ、役立っていると実感でき、意欲がわいてくるからです。 校長 見目 宗弘