小来川小中学校(令和2年度)

カテゴリ:報告事項

小来川をもっと知ってほしいR2⑤

 気温が高くなったこの頃、小来川ではホタルが見られるようになりました。ホタルは流れが緩やかできれいな川や水田などの草むらに生息しています。餌になるカワニナがいることが条件です。小来川にはこの条件にあった場所があります。
 風がなくどんより曇った蒸し暑い夜、日が暮れてしばらくすると川や水田の草むらから、ホタルが光る様子が見られます。あっという間に多くのホタルが飛び交ってきます。ホタルが光るのは、おおむね1~2週間程度と言われています。短い成虫時代を精一杯輝いて生きているということです。きれいな川に住むカワニナという貝を食べて成長するため、自然環境のバロメーターにもなっています。いつまでもこの条件が続いていくように祈っています。

小来川をもっと知ってほしいR2④答え

 6月19日(金)の答えです。
④瑠璃(るり)です。瑠璃色は、紫みを帯びた濃い青色のことです。薬師堂の丘からの景観は、この里のおおらかさと独特の品位を感じさせるものがあって、それに感銘して和歌を詠まれたそうです。この「小来川」の文字が今日までよびならされてます。

小来川をもっと知ってほしいR2④

 14世紀の南北朝時代の後半、南朝の忠臣といわれた藤原藤房卿は、鹿沼市北方の山ふところまで落ち延びます。そして今の小来川の森崎まで来たとき、薬師堂の丘から眺めた景観を見て、感銘を受け、次のような和歌を詠まれました。
 湧き出でし 水上清き小来川 真砂も(  )の 光をぞ添う
(  )には色を表す言葉が入ります。どれでしょうか。
①萌葱(もえぎ)
②琥珀(こはく)
③鶯(うぐいす)
④瑠璃(るり)

小来川をもっと知ってほしいR2③答え

 答えは、②青のりです。赤井原入りの入山川には良質の青のりが取れました。今は取れないそうです。赤井原は、仏に供える水を閼伽(あか)というので、水の乾いた川原を弘法大師は閼伽千原と呼んだそうです。それが、赤井原という地名で残っています。

小来川をもっと知ってほしいR2③

 勝道上人が日光開山した業績を慕って、弘法大師がいらしたという言い伝えがあります。東小来川でのどが渇き、水をもらおうとしました。その家の人は、家の泉は水が少なくて申し訳ないと言いながら、水の器を差し出したそうです。弘法大師は、事情を聞いて、泉は永く枯れないようにとお祈りしたので、今も泉が続いています。ここで問題です。弘法大師は、何かの種を持参されて、川に植えられたと伝えられています。それは、何の種でしょう。
①わさび
②青のり
③クレソン
④レンコン
答えは、6月15日(月)に発表します。