保健室
ほけんだより10月号
【2年生】性に関する指導を行いました
【1年生】歯と口の保健教育を行いました
1年生を対象に担任と養護教諭のTT(ティーム・ティーチング)による歯と口の保健教育を実施しました。
学習のめあては、【はの王さまをみがこう】です。
学習のねらいとしては、
①はの王さま(第一大臼歯)の特徴や大切さについて理解すること
②はの王さま(第一大臼歯)をみがくために必要な技術を習得すること です。
まずは、1年生の皆さんに自分の歯に興味と関心をもってもらうため、学級別の歯のクイズを行いました。
クイズの内容としては、歯科検診の結果をもとに「むし歯は少なかったか」「歯みがき上手な人は多いか」「しこうとは何か」等の問題を出しました。
しこうとは、「むし歯のもと」であり、「むし歯菌が糖分をとることで排出するうんちである」ということ。そのしこうを落とすことができるのは唯一、歯みがきであるということを知り、「うわぁ~」との悲鳴が上がると同時に「歯みがきをしないとっ!」との声も多くあがりました
また、はの王さまの特徴やその特徴を考慮した歯の王さまのみがき方について学習をしました。
そして、鏡を見ながら自分のはの王さまの場所を確認します。まだはの王さまの萌出のない児童も多くいますので、今後必ず生えてくることを伝えた上で染め出し活動では手前の歯を使って行いました。
はの王さまに染め出し液をつけ、どのようにみがいたら染め出し液の染まった部分(しこうが付着した部分)をきれいにみがけるのか、試行錯誤しながら歯みがきを行いました。
歯ブラシの持ち方を意識しながら、時間をかけて丁寧にみがくことができていました
最後に、授業から学んだこと、これから頑張りたいことを記入し発表をしてもらいました。
ワークシートには、「歯みがきをがんばりたい」「歯をぴかぴかにしたい」「ていねいにみがきたい」「しこうができないようにちゃんと歯みがきをする」「歯ブラシのつまさきでみがく」等の感想が記入されていました
授業の実施から少し時間が経過してしまいましたが、ぜひ、御家庭でお子さんと「はの王様」の場所を確認し、特徴やはたらきについて振り返る等、話題に取り上げていただけたら幸いです。
【4年生】喫煙防止教室を行いました
日光市役所 健康課の保健師さんを講師としてお招きし、4年生を対象に【喫煙防止教室】を行いました。
青少年の喫煙は、心身の健康や生命に深刻な影響を及ぼす典型的な危険行動であり、生涯を通じた健康を考える上で極めて重要な健康課題であり、学校における指導・教育の充実強化が求められています。
本日の学習のめあてを以下の2つ挙げました
①たばこに含まれている物質や体に与える影響について理解し、日常生活の中で気を付けていこうとする気持ちをもつことができる。
②たばこに対する自分の意思決定をしっかり持ち、行動にうつして実践することができる。
保健師さんからは、
・「紙巻きだばこ」や「加熱式たばこ」等のたばこの種類
・たばこの煙に含まれる有害化学物質は270種類もあること
・3大有害物質と呼ばれる「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」が心身に与える影響
・「ニコチン」による強い依存性について
・受動喫煙による体の影響
・日本と海外のたばこのパッケージやパッケージによるメッセージ性の比較
等々のお話があり、たばこがもたらす影響について、知識理解を深めることができました。
4年生の児童の皆さんは、真剣な表情で講話をよく聴き、学んだことについて沢山メモをとってくれていました
授業後の感想には、「たばこの有害物質について知ることができた」「たばこは、吸う人だけでなく周りにも悪影響がある」「脳や肺に悪いと知って怖くなった」「大人になっても吸いたくない」「体に悪いことを知り、吸わないと決めました」「たばこはこんなに体に悪いんだということを家族に教えてあげたい」等、学んだことのみでなく、たばこに対する自分の意思決定についても記入をしてくれていました
今回の授業での学びや意思決定を今後の人生や社会に生かし、健康な生活を送ってもらいたいと思います。
保護者の皆さま、授業後の感想記入の御協力ありがとうございました。