【1年生】歯と口の保健教育を行いました
1年生を対象に担任と養護教諭のTT(ティーム・ティーチング)による歯と口の保健教育を実施しました。
学習のめあては、【はの王さまをみがこう】です。
学習のねらいとしては、
①はの王さま(第一大臼歯)の特徴や大切さについて理解すること
②はの王さま(第一大臼歯)をみがくために必要な技術を習得すること です。
まずは、1年生の皆さんに自分の歯に興味と関心をもってもらうため、学級別の歯のクイズを行いました。
クイズの内容としては、歯科検診の結果をもとに「むし歯は少なかったか」「歯みがき上手な人は多いか」「しこうとは何か」等の問題を出しました。
しこうとは、「むし歯のもと」であり、「むし歯菌が糖分をとることで排出するうんちである」ということ。そのしこうを落とすことができるのは唯一、歯みがきであるということを知り、「うわぁ~」との悲鳴が上がると同時に「歯みがきをしないとっ!」との声も多くあがりました
また、はの王さまの特徴やその特徴を考慮した歯の王さまのみがき方について学習をしました。
そして、鏡を見ながら自分のはの王さまの場所を確認します。まだはの王さまの萌出のない児童も多くいますので、今後必ず生えてくることを伝えた上で染め出し活動では手前の歯を使って行いました。
はの王さまに染め出し液をつけ、どのようにみがいたら染め出し液の染まった部分(しこうが付着した部分)をきれいにみがけるのか、試行錯誤しながら歯みがきを行いました。
歯ブラシの持ち方を意識しながら、時間をかけて丁寧にみがくことができていました
最後に、授業から学んだこと、これから頑張りたいことを記入し発表をしてもらいました。
ワークシートには、「歯みがきをがんばりたい」「歯をぴかぴかにしたい」「ていねいにみがきたい」「しこうができないようにちゃんと歯みがきをする」「歯ブラシのつまさきでみがく」等の感想が記入されていました
授業の実施から少し時間が経過してしまいましたが、ぜひ、御家庭でお子さんと「はの王様」の場所を確認し、特徴やはたらきについて振り返る等、話題に取り上げていただけたら幸いです。