保健室

1年生の優しい疑問

保健室と1年生教室はお隣同士。
1年生が一生懸命育てているアサガオもずいぶん大きくなりました。
 
 
保育園や幼稚園にはいなかった保健室の先生。
1年生が入学してくると必ず不思議そうな顔をして
「保健の先生はずっと保健室にいるの?」
「給食もここで食べているの?」
と聞きます。
そして、
「保健の先生、僕らの教室で給食食べていいよ」
とやさしい言葉をかけてくれます。
 
何年生になっても給食は楽しい時間。
栄養士さんの工夫と調理員さんの心のこもった給食をみんなと一緒に食べる給食は1年生にはとてもとても素敵な時間なのでしょう。
そんな素敵な時間に、一人で給食をさみしく食べているであろう保健の先生を誘ってくれるのです。
 
残念ながら7月になってしまうと、そんな素敵なお誘いはなくなってしまいます。
それはやさしさがなくなったのではなく保健の先生は職員室の先生と一緒に給食を食べていて、さみしくないんだということが分かってしまうためです。
 
毎年、1年生が入学してくるたびに、私はそんな優しい時間を繰り返しています。
 
 
 
きれいな花がたくさん咲きますように。