三依今昔物語写真帖
9月12日(水)5校時
「三依今昔物語」
写真帖から郷土を想う心を育む
合同社会科
三依今昔物語写真帖とは、地域の方々からお借りした写真をつづった一冊の写真集です。古いものは昭和3年に撮影されたものです。
三依の人々の生活のようすがうかがわれます。
この写真集をつかって、「私の選んだ一枚の写真」というテーマで地域の方々をお招きして、
全校生徒12名と一緒に語らいました。
「私の選んだ一枚は田んぼの写真です。
私は、三依でたんぼをみたことがありません。水をバケツでくみあげて大変な苦労があったと思います。」
「私が選んだ一枚は、大根を収穫している写真です。理由は、当時のつらさが今でも身にしみて思い出されるからです。
子どものころに、朝2時に起こされて手伝いをしました。多い日で1300本の大根を出荷しました。」
とお話くださったのは、前PTA会長の阿久津様です。
「私が選んだ一枚は、スキーの写真です。」
とお話くださったのは、中三依自治会長の?橋様です。
「私が選んだ一枚は、横川小学校の写真です。」
と北海道の栃木小学校との交流を語ってくださったのは、学校評議委員の山本様です。
「私の選んだ一枚は、芹沢の薬師如来の写真です。」
1540年からある如来様のお話をしてくださったのは、学校評議員の阿久津様です。
「そばを打っているおばあさんの姿が印象的です。」
と語ってくださったのは、三依駐在所巡査部長の青木様です。
「私が選んだのは、大根を洗っているところの写真です。」とお話くださったのは三依郵便局長の阿久津様です。
三依の大根は井桁に組んでトラックに積み上げても堅く、味もよかったこと、東京に出荷されると、他の県で出荷された大根は
漬物用にまわされてしまうくらいのブランドであったことなどお話くださいました。
最後に、三依の昔とそして未来に向かって想いをよせて
それぞれが考えにふけりながら写真帳のDVDを鑑賞しました。
写真をご提供くださいました地域の方々、そして、お忙しい中、本日お越しくださいました皆様方
本当にありがとうございました。
大変、貴重な一時間になりました。今週から、獅子舞練習がはじまります。
三依の伝統をしっかり受け継いでいってくれることと思います。