PTA講演会・学校保健委員会・家庭教育学級(共催)
6月27日(水)、『成長期の食生活について考えよう』をテーマとして、本校 吉原やよい栄養教諭を講師に、5・6年生とその保護者の皆様、学校薬剤師の長谷川 隆先生にも参加していただき、PTA講演会・学校保健委員会・家庭教育学級(共催)を開催しました。その様子をお知らせします。
<アンケート結果発表:児童代表>
○給食が好きな人は全体の64%。
○給食を全部食べているのは全体の65%。
○給食で、好きな食品は、めん類(87%)と果物類(84%)。きらいな食品はきのこ類(28%)と豆類(25%)。
○苦手なものが食事で出たら、がんばって食べる人63%、食べない人8%。
○おうちの人が好き嫌いをさせないように気をつけているのが77%に対し、気をつけている人は61%だった。
○朝ごはんを毎日食べているのは89%。毎日食べない人は11%。 等
→ この結果から、感想等をまとめました。そして、これを受けて話し合いをしました。
児童からは、給食がもったいないから・栄養がとれないから・作ってくれた人に悪いから等々様々な意見が出されました。
<講話から>
★小学5・6年生に必要なエネルギー量について。小学校高学年の時期は、他の年代よりも多くの栄養を必要とする!その理由は →→→ 急に背が伸びるなどの成長期だから。
★給食の栄養量は全部食べても1日の1/3。それを残したらさらにとれる栄養素が減る。
★給食がある日とない日の栄養量に差がある。
★栄養が不足すると…成長しなくなる、貧血、骨折などのケガをしやすくなるなどの体への影響の他に、イライラする、授業に集中できない、など心への影響も出やすい。
★例えば転んでけがをしたときも、傷を治せるのは栄養素があるから。栄養素は
体内で作り出せないものが多いので、食べ物からとらなければならない。
★私たちの身体は、栄養でできている。
★栄養の結果が出るのはずっと後、大人になってから。元気で健康な大人になるためには、成長期の栄養が重要である。
開催に際し様々な面で御協力いただき、ありがとうございました。