おいしいいちごをつくるくふうを見つけよう!(3年生)

 

10月1日、3年生は社会科見学でだいもんいちご園さんに行きました。

子どもたちは、校長先生をはじめたくさんの先生方のお見送りに、元気いっぱいにあいさつをして出発しました。

だいもんいちご園さんでは、いちごや農家さんの仕事についてお話を聞きました。

「いちご王国」と言われる栃木県では、様々な品種のいちごが作られており、だいもんいちご園さんでは、有名な「とちおとめ」のほか、3ッ星いちご「スカイベリー」や、なかなか見かけない白いちご「ミルキーベリー」、新種の「とちあいか」も作られています。いちごだけでなく野菜なども作っていると教えてもらいました。

また、おいしいいちごを作るために使っている肥料や水、機械などについても教えていただきました。微生物などにより栄養たっぷりの5000年前の土を使っているということには、子どもたちも驚いていました。

そして、大切なお仕事仲間である「蜂」。蜂が花の中心をくるくる回ることによって受粉し、形の良いいちごになるそうです。雨のため、残念ながら蜂が飛んでいるところは見られませんでしたが、蜂の巣箱を見せていただきました。

出荷についても教えていただきました。だいもんいちご園さんでは、年間で約3万2千パックものいちごを直売所やホテルなどに出荷しているそうです。いちごは等級や大きさ、個数によって入れ物や入れ方が変わるそうです。

なんと!いちごの苗植えもさせていただきました。学校の畑と違う畝の深さにびっくりしながら、慎重にハウスの中を歩く子どもたち。一人一つ苗をいただいて、カップから外し、植えていきます。上手に植えることができて、とても嬉しそうでした。おいしいいちごに育つのが楽しみですね!

悪天候の中、温かく出迎え、見学や説明などしてくださっただいもんいちご園のみなさま、本当にありがとうございました。教科書で勉強していた日光市の農家さんのお仕事を、実際に見聞きすることができ、子どもたちにとって地域の文化の理解や自己実現のきっかけになったと思います。

これからも本校では、地域のみなさまのご協力を得て体験活動を充実させ、子どもの夢や希望を実現する教育を展開していきます。