茶道教室(6年)
6年生では、2月26日(金)に柏木静枝先生、堀川照子先生をお招きし、茶道教室を行いました。
日本の伝統文化を実際に体験しながら、作法や礼儀、心構えを学ぶことができました。
初めに、『和敬清寂(わけいせいじゃく)』という茶道における心構えを教えていただきました。
和・・・仲良く互いに茶を飲む
敬・・・他人を敬い、おもてなしの心を持つ
清・・・物も心もすべての物を清潔にする
寂・・・心を落ち着かせる
今回学んだ心構えを、これからの生活に生かせるといいですね。
次に、お辞儀の作法『真・行・草(しん・ぎょう・そう)』について教えていただきました。
真は、手が膝までくるように頭を下げる。
行は、手が太ももまでくるように頭を下げる。
草は、あいさつをするときのように頭を下げる。
おじぎをするときには、首から曲げるのではなく腰から曲げる。など丁寧にわかりやすく教えていただきました。
あと少しで卒業式になるので、今回学んだおじぎの作法ができるといいですね。
お茶の前には、和菓子をおいしくいただきました。細かく切ってから食べるなど作法を教えていただきました。
最後に『略盆点前』の作法を教えていただきながら、お茶を楽しみました。心を落ち着かせ、美しくいただきました。
お点前の作法を覚えて、お茶をいただくだけが茶道ではなく、おもてなしの心や精神文化などにも目を向けることが大切だということが分かりました。改めて茶道の奥深さを感じました。
今回ご指導いただいた柏木先生、堀川先生、本当にありがとうございました。