今市小150周年記念式典並びに記念講演会
いよいよ今市小の150周年をお祝いする日が来ました。朝早くから多くの方が今市文化会館に集まり最後の確認などを行いました。本当にありがとうございます。子どもたちは学校に登校し、学年ごとに歩いて今市文化会館に向かいました。
入口にはumiさんと子どもたちで制作し完成した「The Unknown」が披露されていました。この作品自体は今市小に飾られますが、如来寺(日光市今市710)の御朱印としていただけますので、日光市にお越しの際にはぜひ如来寺にお立ち寄りいただけたらと思います。この絵はキャンバス全体にドロップされた絵の具が子どもたちを、翼は親や先生・地域の人たちをあらわし、みんなで守るように中央の卵「全ての可能性」を包み込んでいます。子どもたちの夢や希望の実現のために今市小で見守ってくれることと思います。
umiさんと完成した作品 作品を鑑賞する子どもたち 如来寺の御朱印
多くの来賓や保護者の皆様にお集まりいただき、記念式典が始まりました。粉川昭一市長、田村耕作市議会議長、齋藤孝雄教育長をはじめとして、多くの方々から祝辞をいただきました。今市小は地域の多くの方々から見守られていることをあらためて感じました。児童代表のことばでは6年生の西岡勇志さんから、「家族、先生、地域の人たちに見守られて生活している。医者という夢をもち、自分の意見をもち相手に分かりやすく説明することをがんばっている。先輩から受け継がれてきた今小プライドを後輩たちにつなげ、大切な仲間と一日一日を大切にしていきたい。」と力強く発表していました。黒澤校長先生からは、「地域の方々、ご家族の方々と手を携え、誰もが認められ安心してチャレンジできる温かな今市小学校であり続けたい。このような記念式典・講演を行えるのは皆様の心が一つになってこそできたものと感謝しています。」と謝辞を述べていました。
国歌静聴の様子 粉川昭一市長あいさつ
西岡実行委員長あいさつ 記念品贈呈・児童代表のことば 黒澤校長祝辞
休憩を挟んで後半は、重量挙げオリンピックメダリストの三宅宏実さんの講演です。三宅さんはオリンピックに5大会連続出場と20年以上も世界のトップとして活躍されてきました。どれほどの努力があったことでしょう。講演の際にオリンピックで得た銀メダルと、銅メダルを子どもたち一人一人が手に取り、その大きさや重みを感じていました。三宅さんからはご自身の経験から、「楽しむことで心がつくられる。今を楽しんでほしい。笑顔で失敗を恐れず挑戦してほしい。自分がハッピーであれるように自分のペースを大切にしてほしい。」とお話しされました。お話だけでなく、映像や音楽を交えながら分かりやすい講演でした。子どもたちはトップアスリートの話を聞き、自分の夢や希望について考える機会になったことと思います。
こうして150周年記念式典並びに記念講演会が終わりました。これまで今市小の伝統を築いてきた諸先輩方の思いを受け継いでいくとともに、今市小がさらに発展していけるように地域の方々、保護者の皆様、子どもたちと努力していきたいと思います。これまでお世話になった全ての方々に感謝申し上げます。
※この集合写真は(有)フォトショップ磯山様から撮影・提供していただきました。