卒業式
3月19日(金)に卒業式が行われました。小雨の降る中で、空が卒業生との別れを惜しんで涙を流しているような日でした。登校してきた卒業生は中学校での制服に身を包み、少し大人びた雰囲気でした。緊張した面持ちで昇降口に来ましたが、5年生に花をつけてもらい教室に入るといつもの笑顔がはじけていました。今小での最後の朝の会は、落ち着いて菊池先生の話に耳を傾けていました。
〇昇降口での様子 〇5年生に祝花をつけてもらう卒業生
〇教室での様子
〇最後の朝の会
そして、いよい卒業式です。今年度の卒業式のコンセプトは、「感謝」「今小プライド」~ありがとう、そして未来へ~。6年生は今まで育んできた「今小プライド」について一人一人が発表し、これまで慈しみ育ててくれた保護者に手紙で「感謝」の意をあらわします。お別れの言葉でお世話になった方々や学校に「感謝」の気持ちをあらわすとともに在校生に「今小プライド」を伝承するというものです。
今年度は、在校生は3~5年生が参加しました。「3月9日」の音楽とともに堂々とした姿で入場してきました。卒業証書授与においては、校長先生の目をしっかりと見て証書をを受け取ることができました。また、一人一人が「将来の夢や希望」「保護者や地域の方々、今市小への感謝」などを堂々と発表していました。
〇卒業生入場
〇卒業証書授与 〇「夢や希望」、「感謝」の発表
式辞では石川校長先生から6年生への最後の授業として保護者の方にお子さんの隣に座ってもらい、お子さんと手と手を重ねていただきました。卒業生に対して12年間育ててくれた手で、親に感謝をしてほしい、祖父母に感謝してほしい、と諭すように話されました。手のぬくもりを互いに感じるとともに、卒業生は親に対して感謝の気持ちをさらに強くもったことと思います。とても心温まる式辞でした。
西岡PTA会長からは、ここにいる全てのみなさんが、見守り続けていました。友だち、先生、近所の人、にどの言葉よりもたくさん呼ばれたのが自分の名前であり、みなさんの命につけられたもの。名前を大切にしてほしい、自分を大切にしてほしい。と温かく語りかけていました。
〇石川校長先生の式辞 〇手を重ね合う卒業生と保護者
〇西岡PTA会長のお祝いの言葉
お別れの言葉では、在校生から卒業生へ、卒業生から在校生へ互いに感謝の気持ちをあらわしました。在校生の歌った「さようなら」は卒業生との思い出がよみがえり、会場にいたみなさんの心が温まったことと思います。卒業生の歌った「道」では、「心 勇気 友 笑顔 うれしすぎて あふれ出した 涙が とまらない」という歌詞の通り、これまでの思い出で胸が熱くなるものでした。本当に感動的な素晴らしいものでした。
そして、卒業生にとって最後の「校歌斉唱」です。体育館が温かい雰囲気で包まれていました。
〇在校生からの言葉 〇卒業生からの言葉
〇「道」を歌う卒業生 〇「道」の伴奏をする青柳さん
〇校歌斉唱
〇卒業生退場
〇卒業生見送りの様子
保護者の皆様、地域の皆様、本当におめでとうございます。今年度もコロナ禍に見舞われた1年でしたが、皆様のお力添えがあったからこそ今日の卒業式を迎えることができたと思います。これまでの学校へのご理解とご協力に深く感謝申し上げます。
そして、卒業生のみなさん、みなさんの育んできた「今小プライド」を胸に中学校でも自分の夢や希望に向かってがんばっていってください。