2023年5月の記事一覧

2年生遠足(足利方面)

2年生は、足利方面への遠足を実施しました。

「足利と日光の地域比較調査」を学習課題として、足利学校を皮切りに、グループ単位で立てた計画に従って市内各所を見学・調査しました。

鑁阿寺、織姫神社、足利市立美術館や観光客に人気の名店、名産品などを調査し、最後はあしかがフラワーパーク見学後に集合、帰校しました。

日光の中学生にとって、普段はあまり行く機会のない足利市ですが、日光とはまた違った歴史や産業の深い魅力を感じることができる一日になったようです。

 

 

R5生徒総会

5月16日(火)に、令和5年度生徒総会が開催されました。4年ぶりに体育館で実施することができ、生徒会の一員である生徒全員が会場に集まりました。

 

 

今年度のスローガンは「一念通天(いちねんつうてん)~Look up, Get up, but Never give up!~」となりました。

各クラスからスローガンを募集した際、「自分の目指しているもののため、努力をし続ける」という思いが込められた言葉が多くみられたとのことです。

また、「Look up, Get up, but Never give up!」、この言葉のように「上を目指し続け、何度くじけても立ち上がり、絶対に諦めない」努力をし続けてほしいという願いも込められています。

他にも各専門委員長から、各委員会の活動目標や活動内容の報告、予算案審議など今市中学校をよりよくするための報告がされ、生徒たちは真剣な態度で総会に臨んでいました。

新しい出会いは人生を変える

この写真は、4月当初に貼り出された2学年の掲示物です。「新しい出会いは人生を変える。中学時代の中でいちばん変化する『2年生』というこの学年を、今日の出会いを大切にして、一歩一歩、進んでいこう」――このフレーズには、学級編制による新しい出会いを前向きにとらえて欲しい、期待感をもって新たな出会いを歓迎して欲しいというメッセージが込められています。新年度がスタートして1ヶ月以上経過した今、生徒たちは新しい環境で、新たな仲間と一緒に、しっかり前を見て、生き生きと生活しています。この何気ないメッセージや、このメッセージのスタンスで学級開きを行った教師の姿勢が、今の生徒たちの状況に大きく影響しているのかもしれません。

学校教育目標をもとに学級目標を

学校の教育活動はすべて学校教育目標の達成を目指して行われています。本校の学校教育目標は、「自主学習 健康安全 敬愛協力」です。多くの意味を含む幅広の目標ですから、これをもとにさらに具体的な目標を設定する必要があります。こういった考えにもとづいて、学級目標を設定したある学級(2年)の板書を紹介します。これを見ると、学校教育目標に迫るために具体的に何ができるのかを生徒たちが真剣に考えている様子がわかります。学校教育目標を羅針盤ととらえて、学級目標を考えたり、個人目標を考えたりすることの重要性とその意味を教えてくれる実践です。

賞状の出ないところで……

校内を巡回していたら、3年生のある学級でこんな掲示物を見つけました。確認したところ、「清掃とか係活動とか、表彰もない、ひょっとしたら褒められることもないことで、一番になるつもりで頑張る。その積み重ねが私たちには大事なのではないだろうか。」という担任から生徒へのメッセージなのだそうです。表彰とか、賞賛とは関係ないところで頑張ることで、人間は“人から頼りにされるという誇り”を手に入れることができます。これからの時代を生き抜く中学生にとって、極めて重要なメッセージだと私は感じました。