校長室だより
「心の通うあいさつを」
新年度がスタートして1ヶ月が過ぎました。新入生もすっかり学校に慣れ、毎日子どもたちの明るく元気な声が響いています。小学校の登校班の班長さんは、リーダーとしての自覚が高まり、下級生に優しく声をかけながら登校しています。新年度を迎えて、とても頼もしく感じています。
ところで、あいさつを漢字で書くと「挨拶」となります。「挨拶」について調べてみますと、「挨」は「自分の心を積極的に開いて近づく」という意味で、「拶」は「心を開いた状態で、人の心に迫る」という意味と捉えることができるそうです。遠くからでも大きな声で「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれる小学生。自転車や徒歩で登校してくる中学生たちも明るいあいさつで、たくさんの元気を私にくれます。地域の方々も立哨指導をしている私に、あいさつをしてくださいます。本校の一階廊下には、「あいさつ通り」という看板がありますが、小来川地区全体が「あいさつ通り」だなと感じています。毎朝、子どもたちの登校を見守りながら、私自身が清々しい気持ちにさせていただいています。
あいさつとは、人と人とのコミュニケーションを図るために必要な基本的要素です。明るく元気な気持ちのよいあいさつを意識して、心の通うあいさつをしたいものです。