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令和3年度のトピックス

盲導犬教室

 令和3年10月15日(金)3校時に盲導犬教室が行われました。

 東日本盲導犬協会から1名の方と盲導犬一頭においでいただき、詳しい盲導犬についてのご講話と児童と盲導犬との歩行訓練を行いました。

 みんな真剣に話を聞いています。

 呼ばれるまでじっとしている盲導犬「いちご」

  

目の不自由な方には、見えない方と見えにくい方がいます。見えにくい方には「白くにごって見える」「見えるところがせまい」「見ている中心が見えない」などの方がいます。

盲導犬の一生

 

 ブリーディングウオーカーのところで産まれます。

  パピーウォーカーにより盲導犬候補の子犬を約10ヶ月間家族の一員として迎えていただきます。

 この時期に様々なところに行って体験をします。この「社会化」が重要なポイントになります。

 訓練センターでは約6ヶ月~1年間、盲導犬として求められる作業や社会性的なマナーの訓練を受けます。 

  盲導犬の仕事は、①道路のはじを歩く ②人や物をよける ③段差で止まる ④交差点で止まる ⑤指示された方向に進む などです。

 10才になると、盲導犬の仕事を引退し、引退犬オーナーのもとで余生を過ごします。

盲導犬に関するクイズ(答えは下にあります。)

 

 

 盲導犬を育てるための多額の費用は、90%以上が みなさんからの補助や募金でまかなわれています。

 身体障害者補助犬法は、身体障害者が自立と社会参加することが促進されるための法律です。

 平成14年に公布され平成19年に一部改正されました。それにより、レストランやお店などに許可なしでも入れるようになりました。

 クイズの正解は Q1  ①の入れる  Q2 ②の入れる Q3 ③の約500万円

盲導犬と児童との歩行体験 

  道のはじをまっすぐに進みます。

  交差点で止まります。

 障害物をよけます。 

よくできたねと頭をなでます 

 最後に協会の方と盲導犬「いちごちゃん」にお礼の言葉を伝えました。

 今回の盲導犬教室により、盲導犬の一生や仕事、法律などを詳しく知ることができました。そして、9人全員が盲導犬と実際に歩く体験をすることができ、大変勉強になりました。また、目の不自由な方についての理解を深めることができました。

ありがとうございました。