【6年生】エゴグラムを学ぼう!
本校のスクールカウンセラーである加藤好子(かとうよしこ)先生より、6年生を対象に授業を行いました。
授業のめあては、【エゴグラムを学び、自分自身を知ろう。】です
まず始めに、授業前に実施していた質問紙の採点をし、得点に合わせてエゴグラムのグラフを作成しました。
そして、【エゴグラム】について加藤先生より説明を受けました。
【エゴグラム】は、アメリカの精神科医エリック・バーンの交流分析の考え方に基づいて作られました。自分は、他者とどのように関わる傾向があるかを知ることができます。理想は、<私はOK、あなたもOK>といった考え方・関わり方であり、良好な社会生活を送ることができるとされています。
説明後、自分の結果について分析をしました。
グラフの項目としては、①CP(きびしい親)②NP(やさしい親)③A(大人の自分)④FC(自由な子ども)⑤AC(従順な子ども)とあり、どの項目が高いor低いか、グラフ全体の型から①円満②献身③自己主張④過剰適応⑤苦悩⑥明朗⑦頑固⑧甘えん坊のタイプを知ることができます。
エゴグラムの自分の結果から、自分が高くしたい心の部分を挙げ、高くするためにはどうしたらよいか、特にやってみたいことをワークシートに記入しました。
児童からは、CPを高めるために「責任を持って最後までやり通す」「正義感をもって取り組む」、NPを高めるために「思いやりの心を持つ」「相手のことを考えて言葉に出す」、Aを高めるために「言葉遣いや行動パターンを変えてみる」「クールな自分を演じてみる」、FCを高めるために「チャレンジ精神を忘れずに思い切り自由気ままに振る舞ってみる」「大げさになってみる」、ACを高めるために「人の話をきき、素直に振る舞ってみる」「他者の意見を取り入れる」等、様々な目標を掲げてくれました
加藤先生、授業の実施ありがとうございました