コミュニケーションの達人になろう!(6年生授業)
3月7日、6年生を対象に、スクールカウンセラーの加藤好子先生による
「コミュニケーションの達人になろう!」の授業を行いました。
6年生は、1月と2月に、「エゴグラム」という
自分を深く理解するためのチェックシートを実施し、
「円満タイプ」「献身タイプ」「自己主張タイプ」など
自分の性格の傾向を確認しました。
自分では自覚していない意外な結果に驚く人もいました。
その上で、その結果をもとに「こうありたい自分」になるために
伸ばしていきたいところをそれぞれ考えました。
そして今回、そのエゴグラム結果もふまえて、自分にも他人にも心地よい
コミュニーケーションの達人になるための方法を考える授業を行いました。
その達人の技とは、「アサーティブ(主張的)な伝え方」です。
これは、お互いに我慢することなく、お互いが意見を出し合い、納得いく結論を
出そうとするやり方です。
この他に、アグレッシブ(攻撃的)、ノン・アサーティブ(非主張的・受け身的)な
伝え方を実際にしてみることで、伝え方や態度で相手の印象が変わることがわかりました。
その後、どう伝えるとお互いに納得ができるのか、各自がアサーティブな伝え方を
考えました。
「この言い方だと、攻撃的に感じるね」
「この伝え方なら納得!」
<アサーティブに伝えるポイント>
①確認(事実) ②説明(気持ち) ③提案 ④相手の反応によって対応
この4つをを心がけて伝えることでお互いが納得できるコミュニケーションが
とれることを学びました。
その後、加藤好子先生が、悩みの解決法や中学校に向けてのお話もしてくださいました。
多くの児童が、加藤先生のお話を、頷きながら納得したように聞いていました。
6年生はもうすぐ卒業です。
今回の授業を生かし、自分らしく充実した中学校生活を送ってほしいと思います。