給食室見学会
給食のない7月25日。
普段、給食室内には関係者以外入ることができませんが、
明日から長期休みに入り、35日間給食を作らないこと、長期休み中に隅々までお掃除できることから、
「この日しかない!!」と思い、6年生を対象に日光小で初の試みである給食室見学会を行いました。
給食室には健康チェック、手洗い消毒、ヘアーネット・靴カバーの着用をして、入りました。
給食室は、野菜を洗ったり生のお肉を出したりする「汚染区域」、
キレイに洗った野菜を切ったり調理したりする「非汚染区域」の2つの部屋に分かれています。
廊下から普段見ることができない「非汚染区域」に入ると、当たりをキョロキョロする子供たち。
調理員さんに、根菜を洗う機械を見せてもらったり、泥やゴミ、虫が給食に入らないよう、
野菜は3回よく見ながら丁寧に洗っていることを教えてもらったりしました。
調理室内の見学もしました。
オーブン調理では、焼きムラにならないよう、焼き途中で鉄板を入れ替えていること、
揚げ物調理では、日光小240人分を作るのに1時間半程かかること、
回転釜での調理や、和え物調理、みんなが使っている食缶や食器を消毒する熱風保管庫の
説明を聞きました。
その後、釜調理、和え物調理の模擬体験をしました。
汁物調理体験、少量の炒め物体験、大量の炒め物体験、
和え物の野菜の水切りをし和える体験、の、4種類の体験です。
みんな、「重い!!!」「こんなに大変なの!?!?」と驚いていました。
最後に、調理員さんへの質問タイムです。
「1番気をつけていることは何ですか??」→「異物混入がなく、安全安心に給食を作ることです。」
「こんなに大変なのに、どうしてこの仕事を続けられるんですか?」
→「みんなが”おいしい”と食べてくれるからです。」
など、様々な質問がありました。
また、「日光小のみんなのために一生懸命作ってくれていることを知って、嬉しく感じました。」
「調理員さんが大変な思いをして作ってくれる給食だから、これからは残さないで食べようと思いました。」
などの感想が挙げられました。
6年生は給食を作る苦労や衛生への配慮を知り、今まで以上に給食のありがたさ、
そして給食を作ってくれる調理員さんへの感謝の気持ちが持てたことでしょう。
6年生の給食室見学会に快く協力してくれた調理員さん、ありがとうございました。