学校給食週間
1月24日~30日まで学校給食週間を実施しました。
日本の学校給食は、山形県の私立忠愛小学校において貧困児を救うために提供され
たことが始まりとされています。学校給食は子供たちが食に関する正しい知識と望
ましい食習慣を身につけるために重要な役割を果たしています。この機会に給食の
歴史や献立を振り返り、これからの学校給食について考えてもらうことを目的とし
ています。今年の学校給食週間の献立は、日本各地の郷土料理です。
☆25日(金)⦅学校給食週間2日目》の献立
米粉パン、メープルゼリー、牛乳、鶏の南蛮漬け、華風サラダ、野菜スープ
宮崎名物の「鶏の南蛮漬け」は、鶏の唐揚げを唐辛子入りの甘酢(南蛮酢)に
漬けることが名前の由来です。ちなみに、カレー南蛮の「南蛮」は長葱のことを
指します。この日は6年生の親子の集いだったので保護者の皆さんにも日光小の
給食を食べていただきました。南蛮酢にからめた唐揚げはしっかり味がついてい
てそのままでもおいしいですが、タルタルソースをかけるとコクとまろやかさが
プラスされます。
☆28日(月)《学校給食週間3日目》の献立
ごはん、牛乳、厚焼き玉子、胡麻和え、ザクザク煮
ザクザク煮は福島県会津地方の料理です。
「小判がザクザク」の商売繁盛と、「農作物がザクザク」の豊作を願って、お正月
や、お祝いの席に食べる汁煮料理です。材料は全て、さいの目に切りました。
大釜で煮ていると、小判がザクザクあるように見えてくるような…
油は使わず甘めの素朴な味付けで、さっぱりと食べられます。高野豆腐や鶏肉が入
るので栄養的にも優れた料理です。
☆29日(火)《学校給食週間4日目》の献立
タコライス、牛乳、いなむどぅち、日向夏ゼリー(シークワーサー入り)
沖縄県の料理です。「いなむどぅち」の「イナ」は猪、「むどぅち」は『もどき』
という意味で、もどきがなまって「むどぅち」になりました。昔は猪の肉を使って
いましたが、豚肉を使った白味噌仕立ての汁物です。沖縄では雑煮を食べる習慣が
なく、お祝い料理としていなむどぅちをたべるそうです。