日誌

H24年度学校便り

人権集会

人権集会が12月4日(火)に全校児童が参加して行われました。
今回は,ロンドンパラリンピック・シッティングバレー日本代表の
金田典子さんをお招きして行いました。
お話
始めに,金田典子さんからお話をお聞きしました。
子どもたちの心には,次のようなことが心に残ったようです。
○一杯の水を飲むのに何時間も歩かなければならない子どもが世界にはいる。
○毎日学校に行って勉強したり運動したりできることは,とても幸せなこと。
○夢はあきらめた瞬間消えてしまう。あきらめないで自分の夢に向かっていってほしい。
○同じ毎日を過ごすなら自分が不幸だと思うより明るく希望をもって過ごしていった方がいい。
 
シッティングバレーシッティングバレーシッティングバレー
次に,金田さんにシッティングバレーのやり方を教えてもらい,実際やってみました。
金田さんは輪の中央にすわり,みんなにパスを回してくれました。
どんなボールにも対応する技術や反射神経はすごいと感じました。
子どもたちもシッティングバレーの楽しさがわかってきたようで,
あちこちから歓声があがっていました。 
 
感想
 
各クラス代表の子どもたちが感想を直接金田さんに伝えました。
ある子は,「世界には水を飲むのにも苦労している子どもがいるのに,
私たちは幸せだと思いました。金田さん,これからもがんばって活躍してください。」
と言っていました。
合唱
最後に,全校児童から金田さんへ「スマイルアゲイン」の合唱のプレゼントをしました。
金田さんは「試合では絶対に泣かないと決めているのに,今日はみなさんの歌声に
感激して泣いてしまいました」とおっしゃっていました。
 
60分という短い時間でしたが,お話やシッティングバレーや歌を通して
金田さんと子どもたちの心がふれあえたような気がしました。
参加していたみんなの心があたたまる人権集会になったと思います。