小林中だより

12月19日 国語での書道(1・2年)

 12月19日(金)2校時に2年生が、3校時に1年生が国語の授業で、下野書初を仕上げました。学年別課題語句は、
  (テーマ︰令和8年宮中歌会始お題「明」より)1年生:心地光明・2年生:真相究明・3年生:山紫水明

です。生徒は、集中して一字一字丁寧に書を書き上げていました。

 日本古来より「書初(かきぞめ)」は、吉書(きっしょ)、試筆(しひつ)また、初硯(はつすずり)ともいわれ、正月二日の仕事始めにちなんだ宮中行事が、江戸時代から寺子屋で子供たちの書の上達を願って行われるようになり、庶民に広がり一般化したと伝えられます。

 若水を硯に注ぎゆっくりと墨を磨り、心を静め毛筆を墨に浸して和紙に向かい、縁起の良い言葉や年のはじめにふさわしい言葉を書いていきます。 

 2026年、「明」るくなるように、願っています。