令和元年度までの学校日誌

モンゴルを知ろう


 2月10日、5時間目に2年生と5年生で「モンゴルを知ろう」ということで、モンゴリアン・ビレッジから講師の方を招き、モンゴルの紹介と馬頭琴の演奏をして頂きました。
 
 講師の藤村さんに、モンゴルの知っていそうで全然知らないことや、教科書に載っていたとおりのことや食文化や風習など様々なことを実際の写真を交えながら紹介されました。中でも、日本と違ったのが「抜けた歯をどうするか」です。ぜひ、お子さんにきいてみてください。
 モンゴルの民族衣装も試着させて頂きました。

男の人は馬に乗る関係で袖が長く、砂よけ・汗ふきなど様々な用途を兼ねている様です。

 演奏者のブフさんには、モンゴルの曲を3曲(ラクダ、馬、自然や優秀な人を讃える曲)と日本の「ゆうやけこやけ」を演奏して頂きました。モンゴルの馬の曲では、馬頭琴で馬のいななきを表現して、まるでそこに本物の馬がいるようでした。また、ホーミーという喉を使った低い音と歯と舌を使った高い音を同時に出す歌唱法も披露して下さり、とても貴重な体験ができました。

 ブフさん(左)藤村さん(右)

 最後には質問もさせて頂きました。


 ちなみに、馬頭琴の弦の部分は馬の毛を片方が150本、もう片方が180本を束ねているそうですが、明確に何本という決まりはないそうです。また、名前は馬頭琴ですが、実際には馬頭琴の腹(四角い部分)には馬の皮よりも羊の皮を使うことがほとんどだそうです。