6年生社会科「栃木県文書館の方による古文書を使った授業」
11月9日(木)の3時間目に6年2組と3組、4時間目に1組でそれぞれ栃木県文書館の方による江戸時代の農民のくらしに関する授業を行いました。
子どもたちには、古文書から当時の様子を探るという本物の歴史学習に少しでも触れて学んでほしいと思い、今回の授業を企画しました。
当日は2名の方が来てくださいました。
古文書の取り扱いについて丁寧に説明してくださいました。
古文書は、ところどころ虫食いの跡がありましたが、今から約200年前の江戸時代の人たちが書いた文字がしっかりと表れていました。
グループごとに順番に古文書に触ったり説明を聞いたりしました。
待っている間は、古文書に書かれている6つの用語を手掛かりに友達と協力しながら解読作業を行いました。ワークシートは文書館の方が作ってくださいました。
子どもたちは、「これって〇〇なんじゃない?」と知っている漢字を手掛かりに熱心に解読に取り組んでいました。
全員が見終わって少ししたら、古文書の内容についての解説やワークシートの答え合わせをしました。
今回の古文書は、江戸時代に農民が役所に鉄砲を借りるために書いたものでした。刀狩令で農民は武器を持っていませんでしたが、農作物を鹿や猪から守るために借りていたことが分かりました。
子どもたちは、古文書の内容を読み取れていてすごかったです!
企画から当日まで何度も授業の流れについて打合せをしてくださり、当日は大変有意義な歴史学習となりました。栃木県文書館の方に感謝です。