6年生社会科の授業
12月1日(木)の2~4校時にかけて、6年生の3クラスで、栃木県立文書館の先生による社会科授業がありました。今日の内容は、「戊辰戦争」でした。この今市でも2回の戦いがあったという事実を残っている古文書から調べる学習でした。地図と古文書「日光附近戦争及雑書記」の「今市宿二度目之戦ひ併高百村焼失之事」という資料でした。貴重な資料を間近で見るために、つばが飛ばないように、マスクをして見せてもらいました。また、資料を印刷したプリントを全員に配布しました。子どもたちは、筆で書かれた続き文字をなんとか解読しようと真剣でした。「今市宿」「七本桜」「千本木」「大谷川」という地名は、すぐに見付けることができました。戦いが激しく、「氷が飛ぶように弾がとんだ」と書かれていました。最後に、解説を聞いて、戦いの中にも、合間に田植えをしていた農民の姿などがわかりましした。「今市の人たちは、関係ないのに、戦いにかり出されたり、火をつけられたりして大変痛ましいことである。」とも書かれてありました。自分たちの住んでいる地域の歴史に触れ、貴重な学習ができました。文書館の先生方には、大変お世話になりました。